Paypalアカウントは開設したけどお金の支払いだけでなく回収でも使えるビジネス用のPaypalアカウントを開設したい。「Paypal口座は開設した。ただパーソナルアカウントは支払いはできるけど、回収はできない見たい。副業としてebayで出品がしたいので、回収もできるビジネス用のプレミア口座を開設したいけど、どうすればいいんだろう。」というあなた。
回収でも使えるビジネス用のPaypal口座が開設したい方へ。
副業としてebay出品をするにあたって、お金の回収ができるPaypal口座(ビジネス用)を開設したい。具体的にどのような方法で開設すればいいの?
本記事では、下記の内容を解説します。
✅ 本記事のテーマ
■目次
1.Paypalアカウントの種類。
2.Paypal本人確認の流れ。パーソナルからプレミアにアップグレードしよう。
3.Paypalアカウントは複数所持が可能。その方法を解説。
✅ 記事の信頼性
この記事を書いている私は副業でebay出品を2012年頃からやっています。
その際にPaypal口座を開設して、現在は2つのPaypal口座(プレミアとビジネス)を使い分けながら様々なビジネスをしています。
》参考 : 「普通のサラリーマンが副業で豊かな人生を手に入れるために必要なたった二つの秘訣」
海外取引において、オンライン決済を利用するならPaypalを使った決済が便利で安心だ。
今後、ebayなど海外での商売を考えている我ら副業サラリーマンにとって、Paypalアカウントは必須である。
メールアドレスだけで、手数料も無く(販売者側は有料)口座間送金ができるのだから、ebayなど海外サービスの報酬を受け取る際にも必要である。
前回は、購入者として利用できるPaypalのパーソナル口座の開設方法を説明した。
今度は、販売者として利用するビジネスアカウント(プレミア口座)の開設方法について説明しよう。
1.PayPalアカウントの種類
現在、Paypalには用途によって3種類のアカウントがある。
Paypalアカウント口座の種類。
- パーソナル:支払のみ ※本人確認不要
- プレミア:個人での支払&受取
- ビジネス:主に商売用 ※個人事業主&法人
以下、3つの口座の違いについて説明しよう。
1−1.パーソナルとプレミアの違い。
パーソナルは、支払専用のPaypal口座となる。
基本的には買い物利用(仕入れ利用)のみで、お金を受け取る必要(販売用)が無い人はこの口座となる。
以前は、パーソナルでも支払いの受け取りができたのだが、2013年に販売をするためには強制的にプレミアアップグレードが必要となってしまった。
2017年には、パーソナルの限度額10万円から100万円まで増加したので、オンラインショップの決済でしか使わない場合は、ひとまずパーソナルでも問題は無い。
私が口座を開設した頃は、まだPaypal口座開設の時点で、プレミア口座も選べたのだが、現在はプレミア口座にするには、一旦パーソナル口座で申し込んでから、本人確認をする必要が有る。
お金を受け取る為には、本人確認手続きを行い、そっちの筋の人じゃないなどの審査が通ったのちに、めでたくプレミア口座になる。
プレミア口座も無料なので、特に都合が悪くなければ、早めにプレミア口座にしておいた方が良いだろう。
1−2.プレミアとビジネスの違い。
プレミアアカウントとビジネスアカウントの違いは、ビジネスアカウントの場合は、法人名、事業名で登録することができて、複数ユーザーによるログインも可能となることだ。
プレミアアカウントはあくまで個人利用が前提となる。
そのため送金金額や各種サービスの制約などビジネスアカウントに比べて使い勝手に違いが見られる。
その中でもPaypalアカウントを持たないお客さんから代金回収できるのも、ビジネスアカウントが持つ大きなメリットだ。
これはあなたが自社ネットショップを開設した際の決済や、その他様々な場面で個人間のお金のやり取りが必要となった際に効果を発揮する。
とにかくビジネスアカウントにすれば、Paypalの全ての決済サービスが利用可能になると覚えよう。
もちろん最初はプレミアでも良い。
ただ、今後あなたが商売(特にebayなどの物販事業)を拡大していきたいなら、ビジネスアカウントにアップグレードする必要が出てくるだろう。
ビジネスアカウントにアップグレードする必要が出てきたら下記事をチェック。
2.Paypal本人確認の流れ。パーソナルからプレミアにアップグレードしよう。
まずはパーソナル口座から、プレミア口座に変更する方法を説明しよう。
アカウント管理画面より、アカウントのアップグレードを選択する。
その中からプレミア口座を選択し、本人確認書類をアップロードすれば終了だ。
ちなみに本人確認書類とは以下の通りだ。
本人確認の手続きを取ると、1週間後くらいに登録住所宛てに住所確認のハガキが届く。
そのハガキに記載された暗証番号を入力すれば、プレミア口座へのアップグレードが完了となる。
詳細は、Paypalの説明ページを参照して欲しい。
3.Paypalアカウントは複数所持が可能。その方法を解説。
Paypal規約上、同人が同じアカウント(パーソナルを2つとか)を複数所持する事はできない。
ただ違う種類の口座なら、所持する事が可能だ。
例えば、パーソナル口座とプレミア口座を一つずつ所持したり、パーソナル口座とビジネス口座を一つずつ所持するという具合だ。
実際、私はプレミア口座とビジネス口座を二つ持っている。
プレミア口座は仕入用(支払い専用)、ビジネス口座は回収用(回収専用)として使っている。
なお別の口座を作る際の注意点は2つ。
登録情報には既にPaypalに登録しているメールアドレスが使えないこと。
そして既登録のクレジットカードや銀行口座も使うことができないと言うことだ。
別途、アカウントごとに違ったメールアドレスと銀行口座などを用意する必要がある。
なお面倒かもしれないが、輸出入ビジネスを展開していく上では、複数のPaypal口座を保有しておいたほうが良い。
その理由は下記の通りだ。
ビジネス用のアカウントとしては法人用(ビジネス口座)と個人用(プレミア口座)があるのは、上で述べた通りだ。
ちなみに個人事業でビジネスを行うなら個人用(プレミア口座)で問題はない。
ただ当ブログでは、サラリーマンが会社にバレず副業でビジネスを行うことを趣旨としているため、法人用(ビジネス口座)の開設を強くおすすめする。
そのためにはプライベートカンパニー(あなたの個人会社)を設立する必要がある。
詳細は別記事 サラリーマンが副業で豊かになるための最強の武器「プライベートカンパニー」とは何か。 を参照して欲しい。
4.複数のPaypalアカウントを使い分けた方が良い理由。
なぜPaypalアカウントを複数利用する必要があるのか。それは、金銭の支払い用と受け取り用を別にすることで、仕入れと販売の出入金の流れを明確に分けるためだ。
買うときはパーソナルアカウント。
販売する時はプレミアアカウント or ビジネスアカウント。
そうすることによって、資金の流れが把握しやすくなるのだ。
Paypalの仕組み上、支払いが発生する段階では、まずペイパル残高からの支払いとなる。
そして足りない分がクレジットカードに請求となるのだ。
仮に、受け取りアカウントと支払いアカウントを同じもので使った場合を想定してみよう。
あなたの商品がebayなどで売れたら、バイヤーからの入金があなたのPaypal口座に入金される。
そして、今度はその口座で買い物をしようとすると、ペイパル残高から引き落とされて、足りない分をクレジットカードから引き落とされることになる。
これだと、今後の経費処理をする際に、仕入れ代金が分割されて請求されている形になる。
しかもPaypalとクレジットカードの換金レートが違ったりすると、これまた結構面倒なことになるのだ。
また追い打ちをかけるようにペイパルの取引明細って、結構見ずらかったりする。
まさに税理士泣かせの手間がかかってしまうのだ。
それをプレミアとパーソナルを分けておけば、仕入れをする時に、ペイパル残高から資金を引き出されなくて済むわけだ。
だから、仕入れはパーソナルアカウントで統一してしまうのが良いだろう。
5.さいごに
世界を相手にビジネスをする上では、国内での取引以上にセキュリティと利便性を意識したサービスを活用したいものだ。
そんな輸出入転売で必須のサービスであるPaypal(ペイパル)の決済サービス。
ebayや海外ネットショップなどで仕入れや販売をするための準備として、このPaypalのパーソナルアカウントとビジネスアカウントを開設することで、安心してビジネスに取り組もう。
Paypal口座を開設したらこの記事も読もう。
さて次はいよいよ「まずは初めの一歩、ebayから自分の欲しい商品を輸入してみよう。」だ。