「職業はサラリーマン。」

もしあなたが、それだけの人生を過ごしていたら、これからの社会で豊かな人生を手に入れることは難しい。

家族や仲間と楽しく安心して生きていけるだけの資産を形成することは、おそらく不可能だろう。

サラリーマンという自分のステータスだけにしがみ付いていたのでは手元に十分なお金を残すことは難しいからだ。

 

しかし、サラリーマンを辞めることなく会社にバレないように副業で資産形成を可能にする方法がある。

 

それがプライベートカンパニーの立ち上げである。

今回は、サラリーマンが副業で蓋かになるための最強の武器「プライベートカンパニー」とは何かについて解説していこう。

 

1.プライベートカンパニーの定義

1−1.そもそもプライベートカンパニーって何?

プライベートカンパニーとは、厳密にいえばオーナーやその同族といった、特定の人々によって所有された会社。

一般の事業(何らかの商売、ビジネス)、不動産や株式、現預金と言った資産を保有、管理する会社のことだ。

会社といっても、この場合は個人事業主でもいいし、もちろん会社組織(株式会社など)でも構わない。

 

とにかく、あなたにとってサラリーマンの本業以外の収入を得る母体がプライベートカンパニーと考えれば良いだろう。

「事業って何?」とあなたは思うかもしれないが、これは本当に何でも良い。

不動産経営でも、株式トレードでも茶道教室でも何でも良いのだ。

 

そう考えると、すぐにでも始められる商売はたくさん思い浮かぶのではないだろうか。カンパニー「会社」と考えるから難しく思うかもしれないが、あなたが「本業以外の収入を得るための母体」と考えれば良いのだ。

ちなみに私は、ネットを使った物販事業であるネットビジネスを推奨している。ほとんど手間もお金もかからず、簡単に大きなお金を稼げるからだ。

詳細は当ブログの 【完全初心者向け】3ヶ月で稼げるサイドビジネス(副業)の始め方。で一から詳しく説明しているので参照してほしい。

 

 

1−2.プライベートカンパニーを設立する上での注意点。

ここで一つ注意としては、この事業は当然にしっかりと収益を生み出すものでなければならない。

形式的に作っただけのいわゆる「ペーパーカンパニー」と、ここで論じている「プライベートカンパニー」はまったく別物である。

会社を作っただけで、何の収益も生み出さず活動実績もない状態ではプライベートカンパニーとはいえない。

結果的に税務署からも否認されて我々が目指す可処分所得の最大化の役に立たない。

 

事業はそれなりの規模でかつ継続性が必要である。

 

ちなみに、どれくらいの規模があれば良いのか。

この最低ラインは年間20万円だ。

これは前回の記事でも説明した通り、サラリーマンが確定申告をする必要が出てくる金額なので、最低限はこの年間20万円を想定しておこう。

 

しかし、この程度の金額は上に述べたネットビジネスで物販事業を行えば、1ヶ月もかからずに稼げる金額だ。しかも売上規模はもっと大きくなり、長年に渡って継続することもできる。

最初は小さい金額でもどんどん売上を計上して、経費も計上しよう。そうやって慣れていくことで、今後拡大していく副業でのビジネスからあなたの所得も増える。

そして堂々と事業家としてのステータスも築いて、可処分所得も増えていくに違いない。

 

 

2.サラリーマンが会社にバレずに副業でビジネスをするためには。

この章で説明しているプライベートカンパニーの定義。

それは「オーナーやその同族といった、特定の人々によって所有され、一般の事業(何らかの商売、ビジネス)、不動産や株式、現預金と言った資産を保有、管理する会社」のことだ。

そして、その形態としては会社法人だけでなく、個人事業主(白色申告、青色申告)も含まれている。

それぞれに細かな違いや程度はあるものの、いずれも税制優遇や資産形成を行う上ではほとんど同じであると言える。

 

しかし、我々のもっとも重要な目的である「会社にバレず副業をする」という点でいえば、選択肢は「妻か家族を社長にした会社設立」になる。

 

なぜなら、あなたが個人事業主としてビジネスを展開すると、その収入はあなた個人の収入として計上される。

すると累進課税の日本という国では税額増加が進むばかりでなく、もっとも恐れている住民税額が本業の会社にバレるリスクが回避できないからだ。

 

ちなみに、妻を個人事業主とした案も想定されるかもしれないが、これも正直オススメしない。

理由は、今後ビジネスの規模が拡大していくと社会保険料や、扶養控除などの問題から、あなたの世帯収入を相対的に見た際に、結局可処分所得が減ってしまう可能性が高くなるからだ。

 

そういった意味でも、サラリーマンのあなたが会社にバレず副業をするために最適な方法は「あなたの会社法人プライベートカンパニーの設立」一択となる。

もちろん、個人事業主に比べれば、設立費用や維持費など会社の方が不利になる部分もあるが、それをはるかに上回るメリットが会社設立にはある。

 

それは、サラリーマンや個人事業主では決して手に入らない爆アツな節税による利益である。

詳しくは別記事「【決定版】プライベートカンパニーを使って色々な支出を経費にしよう。」を参照してほしい。

 

【決定版】プライベートカンパニーを使って色々な支出を経費にしよう。

 

 

3.さいごに

サラリーマンが、サラリーマンであり続けながら、本業以外の収入を得るための副業、ビジネスを立ち上げる。

そのためには、我々にとって最強の武器である自分のプライベートカンパニーを設立する。

そして、あなたはサラリーマンとしての地位を維持しつつ、稼いだお金を国やその他あなたのお金を狙ってくる敵から守る。

 

これさえ達成できれば、あなたの資産を増やし、将来に不安のない安心した楽しい毎日を過ごすことが可能になるだろう。

繰り返しになるが、ポイントは「サラリーマンのステータスを維持したまま、副業で豊かになる」ということだ。

そのことを肝に銘じてほしい。

 

さて次は「脱サラ、独立起業はオススメしない理由。個人事業主のデメリット。」について書いていこう。