転職で成功する方法が知りたい方へ。
転職したいと思って転職エージェントに登録だけはしてみたけど。果たしてちゃんと自分の望む転職先に就職できるのかな。そのために準備しておくといいこと、知っておいたほうがいい心構えがあったらぜひ知りたい。と考えていませんか?
本記事では、下記の内容を解説します。
✅ 本記事のテーマ
■目次
1.年収を上げるための正しい転職の仕方
2.転職で成功するより遥かにコスパの良い年収のあげ方
✅ 記事の信頼性
この記事を書いている私は20代で1回、30代で1回の合計2回の転職を経験。
その結果、10年で年収が2倍になりました。
◼️はじめに。
転職に成功して年収を上げる方法。
その具体的な方法をお話しする前に、まずは私自身の転職経歴。
東京にあるポンコツ大学を卒業後、まず最初に就職したのはセキュリティ業界でした。
私の時代は就職氷河期真っ盛り。
多分ピークじゃないかな。
ただ私の場合、ラッキーなことに家族親族を含めていわゆる会社員と言う職業の人間がいなかったんですね。
だから私も、就職活動なるものがよくわからず。
さらに私の周りにいる友達もそんなやつらだったんで。(類友ってやつです。)
なんで就職氷河期という事態をあんまり実感することなく、なんとなく就職が決まってしまいました。
そこで学んだ教訓は、心にゆとりがないまま必死にやるより。
「まぁ何とかなるっしょ」的な発想で物事に取り組んだほうがうまくいくってことですかね。
話は脱線しましたが、最初の職場での環境。
社会人1年目の年収が確か400万円位。
これって多いのか少ないのかよくわかりませんけど、私としてはそれなりに満足してました。
半年位現場を経験して、その後は管理業務が中心。
いやいや、よく働いてたと思いますよ。
当時は就職氷河期でみんな職につくのも大変な状態でしたんで、企業の力はとても強くて。
それはもうやりたい放題。
今のブラック企業がどんな感じか知らんですけど。
多分、当時を知ってる人間にしてみればかわいいもんじゃないですかね。
そこで3年間程、サラリーマン生活を続けましたけど颯爽と退職。
何を思ったか、突然アメリカに留学も含めて修行の旅に3年ほど出ました。
学生時代から英語なんて兵隊さんとアヒルさんだった私。
しかもこれが海外初体験という。(笑)
そこで、なんやかやと勉強と経験を積んで、日本に帰国。
その後、27才でラグジュアリーブランドの会社に就職しました。
ここで年収が一気に600万円程になりましたね。
その会社でも1年半ほど現場を経験、その後は経営企画の分野に移動。
マーケティングやったり商品開発やったりなどなど、いろいろ面白いことやらしてもらいました。
そして、その会社も6年程で退職。
33才の時に、今度はいわゆる「シンクタンク」なる業界へ転職しました。
その時の転職で年収が800万円ほどになりましたね。
そして現在、アラフォーになって給料も順調に伸びているとそんな感じです。
■1.年収を上げるための正しい転職の仕方
□1-1.転職で成功するには最終ゴールをイメージしてそこから逆算する
40歳を迎えた時に、自分と年収をいくらにしていたいのか。
どんな仕事環境になっていたいのかをまずはイメージしましょう。
まずゴールを描かなければ、それに向けてのグランドデザインはかけません。
私が一番最初にやったことはこれでした。
「40才になった時に年収が1000万円欲しいな〜」みたいな。
そんなグランドデザインが決まったら、できれば最低3年から5年ぐらいのタームで、自分がなりたい状況に向けた準備を進めていくのが良いです。
まずは最終ゴール地点にたどり着いた時の自分と、現在の自分を比べる。
そして今の自分に足りない部分を洗い出して、その隙間を時間をかけて埋めていく。
その作業が最終ゴールに着地するための最短ルートですね。
そのためにはゴールにいる自分を出来るだけ明確にイメージしないと意味がありません。
でもねぇ、これをやらない人が多い気がするんだよな。
今の自分でガンガンに背伸びして、届く限界の年収で勝負!
みたいな打算的な転職活動している人が多い気がしますね。
それじゃぁ、無理ですよ。
あと、年収も大事ですけど、もっと大事なのは仕事環境です。
どんなに年収上がってもアホみたいにブラックじゃ意味ないですから。
そんな訳でワークライフバランスも含めたビジョンを描くのが大事。
例えば、私は9時−6時で完全週休二日制。
しっかり有給も取れる仕事環境をゴールとしてイメージしました。
ちなみに逆説的ですが、給料あがればブラック化するって思ってるなら、それ都市伝説です。
その理由は、次を読んでもらえばわかります。
□1-2.年収を決めるのは職種ではなく業界であることを理解する
年収は職種ではなく業界で決まります。
営業職、事務職、エンジニア職、職種はいろいろあります。
ただ、あなたの年収を決めるのは職種ではありません。
実はこれ、案外わかってない人が多いです。
雑誌なんか見ると業界別の給料平均とかが載ってますよね。
それを見ればどの業界の給与が高くて、どの業界が低いかって一目瞭然です。
例えば同じ営業職でも、某業界では年収が400万円程度。
これが不動産業界や、医療業界なんかで営業やれば突然600とか700万円に年収が上がる。
確かに必要な知識とか多少は違うんでしょうが、結局やってる事は自社の商品を相手に売るって全く同じことじゃないですか。
特に難しい資格が必要とかなら別ですが、そんなことないのに年収でこれだけの開きが出るんです。
そのことからもわかる通り、ズバリ年収は、業種ではなく、業界で決まる。
これは、転職活動する際には絶対に覚えておくようにしましょう。
□1-3.転職で成功するには経験を他者とは違う切り口で最大限に活用する
あなたの業界経験は、その業界でしか通用しないと言う事は決してありません。
自分の強みを、客観的に見つめ直しましょう。
例えば私の場合。
セキュリティー業界からラグジュアリブランド業界と言う対極的な業界に転職しました。
普通に考えれば、業界経験もない私が突然こんな転職ができるわけはないって思いますよね。
でもね、実は案外そうでも無いんですよ。
たしかに、私は転職先としてラグジュアリ業界を目指したので。
自分に足りないゴールとの溝を埋めるためにアメリカ行って勉強して経験も積みました。
でもね、それだけじゃまだ不足。
そんな人、世の中ワンサといますから、それでは差別化にならない。
そこで、わたしは自分の強みにフォーカスしたんです。
それが前職でのセキュリティ分野に関する知識と経験。
ラグジュアリー業界は当然扱うものが高価なのでセキュリティに関しての意識は高い。
でも素人なので、中身はザルだったりするんですね。
そこに、私独自の経験を生かして同業他社がどんな仕組みを入れてるとか。
非常時の対応、対策についてのマニュアル化なんかをプレゼンしたんです。
全く他業界で培った私の知識と経験を生かした改善提案でどれだけ会社貢献できるのか。
そんな切り口も加えて熱心にアピールしました。
こんなこと、ラグジュアリ業界でしか仕事して来なかった人間では絶対にできない提案ですよね。
案の定、このプレゼンがクリーンヒットしまして。
ライバルを抜き去り、めでたく転職に成功。
それが自分の強みをしっかり理解するってことです。
□1-4.転職するために培った経験と勉強の相乗効果を考える
業界経験で補えない部分は、勉強で補なっちゃうのが特急切符です。
大前提の知識と経験を積むために、学校や専門機関なんかに入って勉強するのはかなり近道です。
自分が狙っている業界で、権威が持てるような資格や経験が積める方法がないか探します。
これは他業界や他業種で仕事をしていた人間が、業界経験豊富なライバルに追いつく最良の道ですね。
でもこれ勘違いしてはいけないことがあります。
その資格や知識を武器にして転職活動するのではありません。
あくまで業界で、経験を積んできたライバルと同じ土俵に立つための武器にするだけです。
ここも勘違いしている人多いですね。
資格取れば就職に有利とか、採用確率上がるとか単純に思ってません?
甘いっすね。
そんなもの業界の人にしてみれば、屁のつっぱりはいらんですよ。
若造のそんな知識や経験、資格なんてのは鼻くそ程度の最低限。
そこからどれだけ、会社流のスキルを積み上げていけるかなんですから。
そこはしっかり理解しておかなければ、逆に煙たがられてダメですね。
ちなみに資格取ったり勉強したり以外の方法。
同業界でランク落とした入りやすい会社を一回噛ませてから狙った会社に再就職なんていう方法もあります。
ただ、やっぱり短い期間で転職数が多いのは印象悪いですよね。
転職活動の場においてはあまり好ましく思われないようなので、私的にはオススメはしませんね。
■2.転職で成功するより遥かにコスパの良い年収の上げ方
□2-1.副業に勝るコスパの良い年収の上げ方はないですね。
年収上げるなら、最強の方法は転職なんかより副業しちゃうことですね。
だって年収の伸び率が、副業と転職ではもはや別次元ですから。
例えば、私が新卒で入った会社の年収が400万円。
最後に転職した時点での年収が800万円。
まぁ、それでも結構早い方かもしれないですけど、それでも400万円あげるのに10年くらいはかかってるわけじゃないですか。
その間に経験積んだり、勉強したり。
自腹切って海外行ったりとか。
それはもう精神的にも金銭的にもかなりの投資をしてきているわけですよ。
おかげで、それなりにお給料もらえるようになりましたけどね。
でも、今にして思えばコスパ的にどうだったのかなって思います。
だって副業で稼げるようになったら。
うまくやれば400万円くらい1〜2年程度で稼げるようになりますもん。
しかも、仮に24才とか25才とかからやってれば。
35才までの生涯獲得金額が、その時点で4000万円違うわけじゃないですか。
それを思えば、転職して本業の年収上げていくのってかなり遠回りですよね。
副業で稼げる力をサクッと身につけて本業と副業のバランスを調整しながら収入上げた方がよっぽど効率的だと思うんですよね。
それはガチで思います。
□2-2.本業の知識や経験を生かせる副業は最強である
ちなみに本業で経験した知識と経験を生かした副業ができたら最強ですね。
勉強、実践を他人(会社)の金で試せて、それを自分の収入に直結させることができますもん。
自分で出来る経験なんて、やっぱり限界あるじゃないですか。
それはスケールの問題だったり、金銭的な問題だったり。
自分で見える世界って限界あるし、また経験できる幅だってやっぱり狭い。
使えるお金も限られているし、リスクに対するヘッジも個人でやるには荷が重い。
でも本業の会社で経験させてもらえるなら、これ以上ありがたい話ってないですよね。
千本ノックみたいに経験つめるし、失敗しても怒られる程度で自分の懐痛まないし。
なんと言っても会社の看板で色々なこと経験できる。
業界の仕組みが他人の金で勉強できる。これは最高ですよ。
そして、そこで積んだ経験を生かして、自分の副業をする。
例えば、私の場合はこんなブログ書いてますけど。
この内容は今の会社で培った知識や経験が背景になってのこと。
そこから自分のビジネスやコンサルティングに繋げて収入を上げているわけです。
これは超ありがたいですね。
あっ、ちなみに本業の会社に被害を与えるような利用方法はダメですよ。
なんかあった時に火種になっちゃうんで。
あくまで応用、派生的な利用ってことで。
□2-3.自分の大好きを生かせる副業は究極である
やっぱり自分のやりたいことやるのが一番です。
幸せで豊かな人生を手に入れるためにはお金も大事ですけど、やっぱりやり甲斐が大事ですね。
知識や経験を活かしてお金を稼ぐというのはとても大事なことです。
でも、それよりも大事なのは、やっぱり自分の好きなことをやること。
だって、やりたいことやってなければ幸せに慣れないじゃないですか。
いや本業の仕事は、そこまで意識しなくてもいいですよ。
だって、自分や家族の生活を維持するために利用しているだけの道具みたいなもんですから。
でも副業でやっているビジネスって、あなたが自主的にやりたいと思って始めることじゃないですか。
それなら副業は自分の好きなことして稼ぎましょうよ。
なんかポジショントーク的になっちゃいますけど。
それを実現できる副業としてやっぱりオススメなのはネットビジネスですね。
ネットビジネスって、いろんなことができるバラエティーに富んだ業種、業界だし。
何よりもしっかりとお金が稼げる。
伸び盛りの業界で今後どんどん世の中に求められる分野も増えてくると思います。
手離れもいいし、場所も選ばない。
あなたがやりたいこと、好きなことがきっと見つかると思いますよ。