サラリーマンが副業で安定した収入の柱を構築する手法である「ハイブリッド戦略」。

そのために扱う商材として「カメラ」というのは非常に相性もよく利益が取りやすいアイテムである。

カメラ転売に取り組むにあたって、必要な知識や資金、稼げるようになるまでの目安になる期間がわかったあとは、実際にカメラ転売に入るための準備をしよう。

 

今回は、カメラ転売に取り組む上で必要となる道具について書いていきたいと思う。

 

1.カメラ転売を始めるにあたって準備するもの。

1−1.金額的にある程度の投資が必要となるもの

・パソコン

どう考えて、なくてはならないツールである。

基本的に、仕入れも出品もパソコンを使って行うため、これは絶対に必要だ。

「スマホでなんとかなりませんか?』的な質問をいただくこともあるが、正直なところやめた方が良い。

特段、高性能の最新機種でなくても構わない。

今なら、ハードオフなどにいけば型落ち品で1万円程度でそれなりのパソコンは手に入る。

さすがに、この程度の投資はするようにしよう。

 

・撮影用のカメラ

こちらはデジカメではなくて、デジタル一眼レフカメラのことだ。

スマホやiphoneなどのカメラ機能は非常に優秀なのは間違いないが、しっかりとした商品撮影をするには一眼レフカメラを使うべきだ。

実際、撮影に使うことはもちろん、レンズ商品の検品などでも必要となってくるものなので、ぜひ手に入れておきたい。

ある程度、慣れて利益も取れるようになれば、外注利用で撮影も任せられるようになる。

その時になれば、撮影用カメラも売ってしまえば良いのである。

 

・撮影用のレンズ

一眼レフカメラには、別にレンズを手に入れる必要がある。

正直なところ、私がカメラ転売を始めた時には、カメラとレンズが別々になっているという知識すらなかった。。。

撮影用に使うレンズは、上記の一眼レフに合わせた標準レンズが良いだろう。

ヤフオクなどで安く仕入れてしまおう。

このレンズも同じく、慣れてきて外注に写真撮影もお願いできるようになったら、売ってしまえば良いのである。

 

・ストロボ

綺麗な商品写真を撮影するためには、光の反射などを上手に使って、写真を撮る必要がある。

ストロボの使い方も最初は慣れないかもしれないが、一度設定してしまえば特段難しいものではない。

これもカメラとの相性もあるので、しっかり適応機種を買うようにしよう。

 

・撮影ブース

商品の撮影は撮影用ブースを使って撮るようにしよう。

撮影ブースと言っても、それほど大掛かりなものではない。

組み立て式の簡易ブースなどが安価に売っているので、是非とも購入してしまおう。

 

・レフ板

よくテレビ番組なんかで、女優さんの顔をしたから光を当てて美しく見せるために、なんか銀色でおっきないたみたいなものをADさんが持っていたりするのを見たことがないだろうか。

あれがレフ板だ。

ブースを組んだだけでは影の具合が綺麗にならず、ストロボを使っても光の当たり方が均一になりにくい。

それを解決するのがレフ板である。これも1000円くらいで手に入るので買っておこう。

 

1−2.消耗品の類

ここまでが、それなりにお金のかかる機材類であった。

それ以外にも、消耗品として必要なものがある。

以下、実際に使っていくものを説明していくので、アマゾンなどでサクッと手に入れよう。

 

・ミューズウェットクロス

仕入れたカメラやレンズの外観を拭くなど、頑固な汚れをとるのに必須のアイテムである。

たまに、経年のカメラボディなどでラバー部分が劣化して白化しているものがあるが、

このミューズウェットクロスを使うと不思議と新品レベルのツヤが蘇る。

これ、他のウェットティッシュでは出来ない。

成分の違いだろうか。。。。

 

・レンズクリーナー

デリケートなレンズ面やファインダーなどの、いわゆる光学系と言われる部分はレンズクリーナーで拭き取る必要がある。

これを、あぶらとり紙などに染み込ませてレンズを拭いていくのだ。

カメラレンズ専用クリーナーが売っているのでぜひ手に入れて欲しい。

 

・ブロワー

レンズやボディなどは基本的に黒色が多いので、ホコリやチリの付着が非常に目立つ。

また、手で触ることの出来ないデリケートな部分の掃除などでも、ブロワーで吹き飛ばす清掃が良い。

手動式のものは100均などでも買える。

また、私が使っているスプレータイプのブロワーはパソコンショップやホームセンターなどで売っているので、探してみよう。

 

・クロス

清掃用のクロスもあったら便利である。

ボディなどをざっくり拭く粗めのクロスと光学系を拭くきめの細かいクロスの2種類を準備しておくと便利だ。

 

・タッチアップペン(つや消しブラック)

中古のカメラのボディやレンズは黒色が多いが、過年度の利用によって細かな傷やスレなどがある場合も多い。

そういった商品のキズなどの補修に使うのが、車のタッチアップペンである。

これ一本でかなりの商品の補修が出来るので、必ず用意しておこう。

 

・パウダースプレー

通常は、肌のベタつきを抑えるために使うパウダースプレー。

実はこれ、カメラ転売ではかなり重宝するアイテムだ。

カメラのボディの中には、品質の劣化によってグリップがべたつくものがあります。

そういった商品は、購入者からクレームの原因になる場合も少なくない。

このスプレーを活用すれば、ベタつきも抑えることが可能だ。

 

・ガムテープ

梱包に必要な資材である。

まあ、普通に家にあるだろうが、もしなければ用意しておこう。

 

・緩衝材(プチプチ)

カメラはデリケートな精密機械である。

発送の際には、必ずプチプチでくるんで頑強に補強しよう。

落っことしてぶっ壊れたら、泣くに泣けない。。。。

 

・ダンボール

売れた商品を発送するために必要なダンボール。

ちなみに、仕入れを行った際に、送られてきたダンボールをそのまま活用して発送すると言う方法もある。

それでもボロボロで使えないものや、セットで仕入れたのでダンボールが足りなくなる場合もあるので、一応は準備しておこう。

ちなみに、買わなくても、スーパーマーケットなどに行くとレジ付近にお持ち帰り用で置いてあったりするので、それを活用しても良いだろう。

 

2.さいごに

カメラ転売を始めるにあたって必要な機材や資材は結構あったかもしれない。

ある程度の初期投資は止むをえないと割り切って、しっかり準備をしてほしい。

その数十倍、数百倍のリターンが得られるのだから。

 

さて次は、「さあ、カメラを仕入れてみよう。仕入れ先や注意点について。」について書いてみよう。