サラリーマンが副業で安定した収入を得るために取り組むべき物販ビジネス。

まずは国内転売からスタートして基盤を築いたあとは、リスクヘッジで輸出入転売にもチャレンジするのが良い。

そして、プラットフォームからの束縛から解放されるために、独自ネットショップを構築することで、誰の干渉も受けない収入の柱を築くのがベストだ。

 

我々は、この収入基盤構築の戦略を「物販のハイブリッド戦略」と呼んでいる。

そして、このハイブリッド戦略にもっとも適した商材が「カメラ」を扱うカメラ転売だ。

 

前回の記事までに、カメラ転売を始めるのに必要な知識や資金の話をした。

では、その準備が整った段階で、早速カメラ転売に取り組みたいところだが、実際のところどれくらいの期間取り組めば、ひとまず国内カメラ転売で10万円の壁を超えられるのだろうか。

今回は、まずは副業収入成功の第一の目安となる10万円を越えるまでの期間について書いてみよう。

 

1.実際に10万円の壁を越えるまでに必要な期間

サラリーマンが副業で月に10万円以上を稼ぐと言う話をする際に、1つ考えなくてはいけないことがある。

それは単発的に稼ぐのか、それとも安定的に稼ぐのかということだ。

実際のところ、単発的であれば10万円以上の金額を稼ぐことは超簡単である。

 

すぐにでも実践できる方法は2つだ。

 

1−1.自己アフィリエイト

1つ目は、自己アフィリエイト。

これは通常、人に商品を紹介して成約が立つことで収入が入るアフィリエイトを、自分で自分を紹介することで、アフィリエイト報酬を得るという手法である。

詳しくは別記事で参照してほしい。

→ 正直どうなの?即金性の高い自己アフィリエイトのノウハウ。

 

1−2.不用品転売

2つ目の手法は不用品転売だ。

自宅や実家の押入れの中、その他友達から譲り受けた不用品をヤフオクやメルカリなどで販売して、お金を稼ぐ手法である。

あなたにとって不要なゴミを、捨てる代わりにヤフオクなどのプラットフォームに出品することによって欲しいと思う人に販売して利益を出す方法だ。

 

こちらについても、別記事があるので参照してほしい。

→ サラリーマンの副業、まずは不用品を売ってみよう。

 

ただ、いずれの方法も継続的な収入の柱とすることはできない。

あくまでも1発限りの手法である。

これらは、継続的なビジネスを展開する上での、初期資金(種銭)を作る方法であると割り切るべきである。

 

我々がほしいのは、定期継続的に安定した収入が見込める柱である。

ノウハウや技術を身につけて、継続収入の仕組みを確立するためには、やはりある程度の時間が必要となるのだ。

では、その仕組み「カメラ転売」で10万円以上を安定して稼げるようになるには、どれくらいの期間がかかるのだろう。

 

2.カメラ転売で10万円の壁を越えるのに必要な期間

単発的に終わってしまう打上花火型の手法ではなく、安定した収入のビジネスとなるためには、前提として「仕入れて売る」という作業が必要となる。

そしてカメラ転売のノウハウでおそらく一番の肝であり、習得までに時間を要するのは「仕入れ」である。

仕入れができるようになるためには、2つの要素「経験」と「資金」が必要である。

 

ここでは「資金」が前回の記事

→ サラリーマンが副業で始めるカメラ転売。どれくらいの資金がいるの。

程度は準備できる前提として、あとは経験をどれだけ積む必要があるかということを書く。

 

まず、作業時間の限られる私のような副業サラリーマンを例とすれば、10万円の壁を越えるのに必要な期間は「3ヶ月」である。

その間に、とにかく商品リサーチと仕入れ、出品作業、発送作業など一連の流れをひたすら繰り返すことで、ようやく10万円と言う金額に達することができるだろう。

 

どうしても、一定量の反復作業は絶対に必要だ。

感覚的に仕入れ販売が100〜150回程度を超えたあたりから、ようやく頭に入れたノウハウが実際に行動に落とし込まれるようになってくるように思う。

これは私自身の経験からもそうだし、コンサルさせていただいた方々の実績を見ていても同じような感じだ。

 

最初の1か月は、おそらくほとんどまともに利益の出る仕入れはできないだろう。

トントンか1000円程度の利益を得るのがやっとかもしれない。

場合によっては、マイナスになってしまう商品も出てくるだろう。

 

だが、それで良いのだ。

 

経験を積むことで、あなたの中に確実に知識とノウハウの蓄積が進む。

そして、その経験をきちんとデータとしてストックしておけば、徐々に仕入れの精度も上がっていき、利益の取れる商品も増えてくるはずだ。

それが実感として現れるのが、上記の100〜150個を超えたあたりからなのである。

 

具体的な私自身の利益進捗でいえば、

  • 1ケ月目    8千円の利益
  • 2ケ月目    3万円の利益
  • 3ケ月目   11万円の利益

と言う感じであった。

 

その後は、10万円を切ることはなく、更に利益は伸び続けている。

3ヶ月目以降は、ebayの輸出転売なども行いつつ、独自ネットショップの開設も付随して行っているので、収入は飛躍的に増加している。

この辺りからは、作業量をどれだけこなすかと言うことも影響してくるので、一概にはいえない部分はある。

 

ただ、正しいノウハウで地道な作業を繰り返していくことができれば、半年程度もあれば安定して30万円の収入を得るという壁も越えることは難しくないだろう。

そしてゴールデンルールと呼ばれるネットビジネスの段階に則ったステップを踏んでいけば、50万円、100万円と収入の上限は大きく伸びていくことになるだろう。

→ 副業を始めるなら最も稼ぎやすいネットビジネスの流れとルールを知ろう。

 

3.さいごに

国内転売、輸出入転売、そしてプラットフォームからの束縛から解放されるために、独自ネットショップの構築を目指すハイブリッド戦略。

そして、このハイブリッド戦略の第一歩として推奨したいのが「カメラ」を扱うカメラ転売である。

 

カメラ転売で、まずは最速で10万円の壁を超えてほしい。

そこを抜ければ、あとは飛躍的に収入の額は上がっていくに違いない。

スタートダッシュで、一気に階段を駆け上ろう。

 

さて次は、「サラリーマンが副業で取り組むカメラ転売で必要な道具と選び方」について書いてみよう。