サラリーマンの副業では、入門編の国内転売でサクッと成果を出したあとは、輸出入転売の柱も増やすことでリスクヘッジ。
これが、もっともオススメの流れだ。
そして、輸出入転売に取り組むならebayをメインとしたビジネスをオススメしたい。
前回の記事では、日本に送ってくれないセラーから商品を買う方法について説明した。
そこで説明したのが、転送業者を使った購入方法だ。
今回は、もっとも輸入転売で仕入れをする可能性が高いアメリカにおいて、オススメする転送業者のMy Usとスピアネットの特徴、強みと弱みについて、それぞれ説明したい。
それぞれの特性をしっかりと理解して、自分にあった業者を有効に活用して欲しい。
1.My US とSpear Net(スピアネット)、それぞれの長所と短所。
1−1.My USの特徴について
簡単に書くと以下のようになるだろう。
MyUSのメリット
- 質問などへの対応が早い。
- 商品到着後の発送も早い。
- 事前に購入商品のメールを送る必要が無い。
MyUSのデメリット
- 数が少ないと高くなる傾向にある。
- 英語でのみ対応。
- 年間手数料がかかる。
- 梱包がアメリカンスタイル。(かなり雑)※オプションである程度丁寧に梱包可能。
My USのメリットは何と言っても、そのスピード感だろう。
おそらく個人向けサービスを展開している転送業者の中ではアメリカ最大手だと思われる。
そのため、システム投資も十分に行っているのだろうし、人材も豊富と思われる。
だから商品が到着してから、検品して日本に転送するまでのスピード感が素晴らしく早い。
また、メールだけでなく、チャットにも対応しているので、質問にも即答してもらえるのも嬉しいところだ。
一方で、デメリットとしては少量の転送だと高くなりがちとなる。
My USは、月間(年間)手数料などがかかってしまうので、転送量自体が少ないうちは、手数料負けしてしまう可能性がある。
また、何と言ってもアメリカの会社なので、商品の取り扱いが非常にワイルドだ。
以前の記事でも書いたが、アメリカ人にとっては外箱なんぞ、運送用のパッケージくらいにしか考えていないので、箱潰れや破れなどにかなりルーズである。
丁寧な対応を求める場合は、別途追加料金を払うところが非常にアメリカンである。
ただ、全体として見ても物量が増えてきたら、転送量は安くあがるし、大型商品への対応も柔軟なのが大きなメリットと言えるだろう。
1−2.Spear Net(スピアネット)の特徴について
対して、Spear Net(スピアネット)の長所と短所は以下の通りだ。
スピアネットのメリット
- 登録手数料が無料である。
- 日本資本のため日本語対応OK。
- 単品、少量だとMyUSより安い。
- 日本的で梱包が丁寧。
スピアネットのデメリット
- 商品到着前に、事前に商品登録が必要。
- 対応がやや遅めである。
- 大型商品については、別途大型転送手数料が発生する。
- 物量が多くなると、送料が高くなる。
Spear Net(スピアネット)の強みは、MY USで必要だった、月間(年間)手数料が無料と言うことだ。
登録さえしておけば、仮にまったく輸入転送しなかったとしたら、一切費用が発生しない。
また、小型で少量の商品を転送するのであれば、他のサービサーに比べてもお値打ちである。
Spear Net自体が複数の宅配業者と連携しているため、もっとも効率の良い業者を使った手配をしれくれるのだろう。
そして、Spear net(スピアネット)で一番の強みは、日本資本であるため、スタッフが日本語で対応してくれるということ。
これは、配送面で複雑なトラブルなどがあった際に、非常に重宝するだろう。
やはり、いかにGoogle翻訳とはいえ、日本語力はまだまだウクライナの女の子(10年選手)なのだから。(詳細は別記事を参照して欲しい。)
そして、何よりも商品の取り扱い方が日本人的である。(鬼丁寧。)
逆に、スピアネットの短所は、大型商品や複数商品の転送だと割高になってしまうことがあげられる。
また、商品到着前にどのような商品が届くのか、スピアネットのシステム上に登録しておく必要がある。
これが結構面倒臭いのだ。
その他、丁寧な日本語での対応である反面、スタッフの人数不足なのか質問への反応や、転送のタイミングが遅めの印象がある。
MY USならチャットなどの即回答があることも、スピアネットはメールのみなので、数日かかってしまう場合もあるだろう。(昔よりはだいぶ早くなったが。)
これらが、Spear Net(スピアネット)の長所と短所と言えるだろう。
2.結局、どちらがオススメなのか
上記のように、両方のサービスの違いについて説明したが、「結局、Myusとスピアネットならどっちが良いの?」と言うことになる。
正直、正解はない。
当然、始めたての頃は物量も少ないので月額がかかるMY USは少し負担が大きい。
その点、Spear Net(スピアネット)なら、維持手数料はかからず使った分だけなので有利だ。
将来、物量が増えてきて、大型の商品なども取り扱うようになれば、MY USが強みを発揮することになるだろう。
そのように自分のステージや状況に合わせて使い分けていくのが一番良いと言う感じだ。
ちなみに、私もこれまで数多くの転送業者を使ってみたが、結局この2つのサービスに戻ってきた。
価格面、サービス品質面の両方において、この二つを使いこなすことが、もっとも費用対効果が高く柔軟性があるように思う。
あなたも実際に使ってみて、自分にあった利用の仕方を研究してみてはどうだろう。
3.さいごに
輸出入ビジネスでメインの市場となる可能性が高いアメリカ。
その中で、日本にいながらアメリカの住所を持って、商品を輸入することができる転送業者はとても便利だ。
副業サラリーマンの強い味方として、ぜひ活用して行って欲しい。
さて次は「オススメのポイントサイトはこれだ。大手ポイントサイトを徹底比較してみた。」について書いていこう。