副業サラリーマンでも、結果の出しやすい国内転売。

その国内転売で10万円以上の金額を稼げるようになったら、次に考えるべきは収入の柱を増やして、安定した収入源を確保することだ。

そこでオススメなのは、国内転売との親和性が高く、利幅の取れる商品が豊富な市場である海外との取引をする輸出入転売だ。

国内転売の知識を身につけて、英語の壁を越えるノウハウをマスターできれば、輸出入転売にもスムーズに取り組むことができるだろう。

ただ輸出入転売と言っても、我々副業サラリーマンに取り組みやすいものと、そうでない輸出入ビジネスのスタイルがある。

その点をしっかり踏まえておく必要があるだろう。

 

今回は、その点について書いていきたい。

 

1.副業サラリーマンが輸出入転売に取り組む上で考えるべきこと。

我ら普通のサラリーマンが取り組むべき副業にもっとも重要な要素は2つある。

それは、1件当たりの利益が取れて利益の最大化が図れるビジネスであること。

そして時間のない我々にとって、できるだけ作業量が少なく、副次的に発生するクレーム処理や入金確認などの作業を極力減らせることである。

 

先だっての記事で、輸入転売には、欧米型ビジネスと中国型ビジネスがある話はした。

その中でも、このブログではサラリーマンの副業でオススメなのは欧米型ビジネスだ。

それはなぜか。

その点を以下に述べてみたい。

 

1−1.1取引あたりの利益の得安さ

理由は、薄利多売の中国型に対して、欧米型は1件あたりの利益を大きく取りやすいからだ。

薄利多売の中国型ビジネスは、どうしても物量を扱う必要がある。また仕入れに際して、購入しなければならない最小ロットが100個とか500個などという数になる場合が多い。

そのため資金量も必要であり、薄利多売のため取引数も非常に多くなる。

 

対して、欧米型はどうだろう。

基本的に、欧米型は海外のブランドやマニア向けのニッチ商品を扱うことが中心となる。

そのため、1商品の単価が高く、1取引で得られる利幅が高くなる。

別記事でも書いたが、サラリーマンの副業としてオススメなのは1件あたりの利幅を最低でも3000円以上は取ること。

これなら、30万円の利益を確保するのに100個程度の販売で事足りる。

ちなみに私の取り扱う商品の平均利益額は5000円から1万円程度だ。

ものによっては、1つ売れば10万円を越える利益が得られるものもある。

商品の仕入れについても、基本的にロットで購入する必要はない。(将来的には、ロット仕入れができるようになれば、仕入れ価格の交渉もできるし、送料などの削減などもできるので利幅が取りやすくなる。)

 

1−2.副次的な対応のしやすさ

中国型には、ブローカーと通した卸仕入れと、メーカーへのOEM発注がある。

ここで問題となるのが、偽物の問題と品質管理の問題だ。

中国といえば、偽物大国と揶揄されるほどにコピー商品が氾濫している。有名ブランド商品などは、本物と見紛うようなコピー商品もあれば、もはやお笑いレベルのものもある。

そして、それが当たり前のように流通しているのだ。

そのようなものを、あなたが仕入れてはんばいしてしまえば、ヤフオクやAmazonなどのプラットフォームでは一瞬でサスペンド(口座凍結)にあってしまう。

また場合によっては、犯罪者として逮捕されることもありうる。

そのため中国型輸入で取り扱うべきはノーブランドの商品ということになるわけだ。

また、昔ほどではないにせよ不良品率も高く、検品などの問題やクレーム処理などの副次的な仕事も往々にして増えてしまう。

これは卸仕入れであっても、OEM生産仕入れであっても同じことだ。

 

そういう意味でも、やはりサラリーマンの副業としては、欧米型のビジネスをオススメしたい。

欧米型輸入は、高単価で品質のよい商品を中心に扱えるため、不良品のリスクも少なく、顧客からのクレームなども非常に少なくなる。

きちんとしたセラーから購入できればブランド商品で偽物を掴まされるリスクも少ないだろう。

 

さらに、取扱量が増えることで発生する商品管理や出入金などのお金の管理も煩雑になる。

ツールや外注を活用すれば、実質的な作業量は減るかもしれないが、総体的な管理はやはり手間もかかるし、神経も使うことになるだろう。

そして毎日の作業もそうだが、年度末に税金を払うための集計などをする際にも、できれば取引数は極力少ない方が管理しやすい。

 

そのような意味でも、やはり中国型よりも欧米型に軍配が上がるだろう。

 

2.さいごに

我々のような副業サラリーマンが取り組む輸出入ビジネスは、手間がかからず、1件あたりの利益額が大きいビジエンスを選択するのが良い。

その点では、欧米型のビジネスに取り組むのがベストと言えるだろう。

 

誤解がないように申し上げるが、中国型のビジネスが欧米型のビジネスに劣っているということでは決してない。

あくまで、我々のようなサラリーマンが副業でビジネスを展開するのであれば、中国型よりも欧米型の方が適していると言っているのだ。

今回述べた着眼点も含めて、収入の柱を増やすべく輸出入ビジネスにも取り組んで見て欲しい。

 

さて次は、欧米型ビジネスの中でもさらに「サラリーマンの副業にAmazonではなくebayがおススメな理由。」について述べて見たい。