サラリーマンが副業で相応の収入を得る方法で、まずはじめにオススメなのはネットビジネス、しかも国内転売からスタートするのが良いということがわかった。
そして、国内転売をする主戦場は、日本人誰もが使っていると思われる、Amazonやヤフオクのようなプラットフォームを活用するのが良いだろう。
その理由は2点ある。
今回は転売ビジネスに取り組み大きく稼ぐのであれば、Amazonやヤフオクなどのプラットフォームを使うべきである決定的な2つの理由を話していきたいと思う。
1.プラットフォームが持つ1つめのメリットとは。
転売ビジネスに限らず、そもそもビジネスを成功させる上で一番大切なことはなんだろうか。
- 魅力のある良質な商品やサービスを準備すること。
- お客のニーズを汲み取り付加価値が高く利益率の良い商売をすること。
- 仕入先と仲良くなって仕入原価を削減して利幅を増やすこと。
などなど、いろいろと思い浮かぶだろう。
ただ、そのような施策が有効に機能するためには、そもそも自分の前にお客様がいることが前提なのである。
なぜなら、どんなに市場ニーズにあった良い商品を原価を抑えて製造したり調達できたとしても、目の前にお客がいなければ、そもそも販売することができないのだから。
つまり、ビジネスを成功させる上で何を差し置いても大事なことは、お客を自分の前に連れてくること「集客」なのである。
自分が販売する商品やサービスを「買ってくれる人」をどれだけ集められるか、それがまず何よりも重要なのだ。
どんなにいい商品があったとしても、どれだけ商品を安く仕入れたとしても、商品を買ってくれる人がいないとそもそも売れないし、当然稼ぐことはできないわけである。
1−1.ビジネスの3ステップ
ビジネスには、基本として抑えるべき3ステップというものがある。
それは、「良い商品を作ること」、「興味のある人間を集めること」、そして「セールスすること」の3つだ。
その中でも、実際多くの企業が苦しむのが第2ステップの「集客」なのである。
日本屈指の大手企業も、いかにお客を自分のところへ連れてくるかということに苦心しており、そのために毎年莫大な広告宣伝費を使っている。
例えば、日本一広告宣伝費を使っているトヨタ自動車は年間4487億円の予算を組んでいるそうだ。(2017年度調査)
それでもお客を自分の目の前に連れてくることは本当に難しい。
そんな大手企業でも苦心している集客を、ビジネスのビの字も知らない副業サラリーマンが簡単にできるだろうか。
ま〜無理だろう。
それはもう、コカコーラを一気飲みしたらゲップが出るくらい確実に無理である。
1−2.弱者である我々がたくさんの潜在顧客に対して商売するためには。
「じゃあ、俺たちはどうやって転売ビジネスをすれば良いの?散々転売ビジネスが良いって持ち上げといて、やっぱ無理とか意味わかんないんだけど。」とトサカ頭のあなた。
安心するんじゃ、ポルナレフ。
実は、自分で集客しないでも商売ができるような環境が、すでに世の中には存在しているのである。
それが、我らが日常的に利用しているAmazon、ヤフオクというプラットフォームなのである。
Amazonは世界最大の通販サイトである。毎日数百万人の買い物客がAmazonというサイトに集まってくる。あなたも買い物で頻繁に利用していることだろう。
ただ、Amazonは業者だけでなく、実は個人で商品を出品することが出来るのをご存知だろうか。
そして、ご承知の通りヤフオクもスマホでの利用者は毎日1730万人、パソコンでの利用者は885万人もいる化け物サイトだ。
そして、そこでは業者個人を問わず誰でも商品を売買をすることが可能なのだ。
そんな「プラットフォーム」という市場の持つ集客力を使うことで、我々は大手企業とも対等に転売ビジネスを行うことができるのである。
それが、我々がプラットフォームで商売を行うべき第1の理由である。
2.プラットフォームが持つ2つ目のメリットとは。
さて、プラットフォームを使った転売であれば、弱者の我々でもビジネス最大の難関である集客に悩むことなく、商売ができることがわかった。
では、そのような集客ができている市場で、我々はどのように商売をすれば良いのだろう。
2−1.まずは商売の基本を知る。
転売に限らず「商売」というものの構成要素は
「販売数量×単価=売上高」と「売上高ー仕入原価=利益」
の二つだ。
つまり商売で大きな利益を稼ぐためには、商品をたくさん売り(販売数量を増やして単価をあげ、売上高を増やす)、かつ利益率の高い商品(売上高と仕入原価の差が大きい商品)を売れば良い。
ただ、利益率の高い商品(売上高と仕入原価の差が大きい商品)を見つけるのは、競合の多い転売業界ではなかなか難しいのが実情だ。
そのため、単価をあげるのは資金に限りのある副業サラリーマンには限界があるから、利益を増やしていくには、まず販売数量を増やしていく必要がある。
ただ当然たくさん商品を売れば、連絡から梱包、発送まで手間がどんどん増えていくことになるだろう。
そうなると、どこかのタイミングでサラリーマンをしながら副業として取り組む時間の無い我々には限界が訪れる。
だから、サラリーマンの副業でも利益を増やしていくためには、商品をたくさん売りつつ「いかに無駄な作業を減らすことができるか」ということが重要になってくるわけだ。
2−2.無駄な作業を代行してくれるサービスAmazonFBA
そんな我々の強い味方になってくれるのが、実はAmazonというプラットフォームが持つ「AmazonFBA」というサービスである。
このサービスは、商品をAmazonの保有する倉庫に一括して納品してしまえば、商品が売れた後の購入者への商品発送からアフターフォローまで全てアマゾンが代行してくれるというものだ。
転売において一番面倒で時間がかかるのは、商品の梱包と発送である。それを代わりにやってくれるわけなのだから、それは活用しない手はないだろう。
しかも、AmazonFBAはAmazonでの販売だけでなく、ヤフオクで販売した商品でも同様のサービスを提供してくれるのだからありがたい。
梱包や発送などの面倒な作業は、Amazonに任せて、我々は商品リサーチや商品仕入れなど利益に直結する作業に集中することができる。
いかに無駄な作業を減らすか。そういう意味でもプラットフォームをうまく活用しよう。
これが、プラットフォームを利用するべき第2の理由である。
3.さいごに
繰り返しになるが、ビジネスで稼ぐことができない人、潰れていく企業というのは、ほぼ例外なく「集客」ができないからである。
だからこそ、すでに潜在顧客が集まっている、集客の必要性がないプラットフォームであるAmazonやヤフオクを利用するのは、我々副業サラリーマンが商売をする上でデフォルトだ。
そして、稼ぎを増やしていくには「いかに無駄な作業を減らすことができるのか」ということもポイントだ。
その点で見ても、梱包・発送、フォローまで対応してくれるAmazonFBAを使うことで利益に直結する行動に集中することができる。
サラリーマンが副業の国内転売で大きく稼ぐためには、プラットフォームを使うことが不可欠であることがお分りいただけただろう。
では次に、サラリーマンが副業ではじめるのに最適なのは、やっぱりヤフオクの転売というテーマで書いていきたいと思う。