カラーミーショップを使ったネットショップ作成について知りたい人向け。「ネットショップを作成するサービスであるカラーミーショップ。使っている人がとても多いけど、カラーミーショップってどんなサービスなの?利用料とか費用が知りたい。それから売れるネットショップのポイントも簡単に知りたい。」って思っていませんか。
この記事ではそんな疑問にお答えします。
✅ 本記事のテーマ
■目次
1.カラーミーショップで必要な初期費用と固定費
2.カラーミーショップを使って売れるデザインのショップを作るコツ
✅ 記事の信頼性
この記事を書いている私は、実際にカラーミーショップを使ったネットショップを開店、運営しています。
現在は3店舗のネットショップを運営していまして、毎月数十〜百万円の売り上げを立てています。
◼️はじめに
副業サラリーマンがネットショップを作成するなら、高機能ショッピングカートASPを使った独自ネットショップがオススメです。
数あるショッピングカートの中でも、ぜひ使ってほしいサービスがカラーミーショップ 。
今回は、カラーミーショップで売れるネットショップを作成するための必要経費と売れるショップを作る際の考え方について、簡単に解説します。
1.カラーミーショップで必要な初期費用と固定費
1−1.ネットショップ開設にかかる初期費用について。
前回の記事でも話した通り、私はカラーミーショップがイチ押しです。
理由は、そのコストパフォーマンスの高さと、初心者から上級者までを網羅した高い対応性。
まず、カラーミーショップでネットショプを開設するために必要な最低限の費用。
・新規開店の初期費用:3000円+税
・カラーミー有料テンプレート:約10000円(PC版)
・画像編集ソフト:約0〜12000円程度
カラーミーショップのプランは3種類。
・エコノミープラン(月額900円/税込)
・スモールプラン (月額1300円/税込)
・レギュラープラン(月額3240円/税込)
・ラージプラン (月額7800円/税込)
ただ、始めのうちは一番安いエコノミープラン(月額900円)でオッケーです。
一番人気となっているレギュラープランとの主な違いは、ディスク容量。
それから商品画像の登録可能枚数。
できれば多い方がいいけど、ひとまずエコノミープランの4枚でOKです。
それからアクセス解析が簡易版か否か。
実際、ネットショップを開始したばかりの頃は、アクセスなんてほとんどないので、そもそも検証の必要無しですね。
このアクセス解析データは契約していない期間も収集されてます。
だから、いずれ売れるショップになってきたら、アップグレードすれば良いです。
それから、はじめに購入しておいたほうが良いのは、ショップテンプレート。
カラーミーショップのテンプレートには無料のものと有料のものがあります。
ただ、成約率を高めるためには有料テンプレート(ショップデザインテンプレート)を使うのがオススメです。
正直なところ、無料テンプレートでも売れない事はないですけど、やっぱり有料テンプレートの方が売れますね。
それは、ネットショップで売れるために必要なデザイン要素や動線がしっかり組み込まれたデザインだから。
ちなみに、有料テンプレートの値段もピンからキリまでいろいろ。
凝ったデザインのものや、最新のテンプレ(スマホ対応型)は高額。
基本的には9000円程度の旧作モノで十分ですね。
ちなみに私は「FASHION」を使ってます。
3カラムで商品展示数が多いデザインです。
無駄に華美なデザインよりも、商品画像に目が行きやすいシンプルなものの方が成約率が高く売りやすいです。
ちなみに、人間の視線の動きには、「F の法則」と「Zの法則」というものがあるらしく。
この点も考えてレイアウトすることもポイント。
カラーミーショップの有料テンプレートには、そんな人間の購買心理学的な要素もしっかり組み込まれているものが多いんです。
ちなみに、最近はスマホユーザーが日々増えてますよね。
だから最新テンプレは、レスポンシブデザイン対応(スマホ&PC対応)にもなっていたりします。
この辺りは、将来的に重要になってくるかもしれないです。
ただテンプレートより、もっと大切なことがあります。
それがショップに表示される商品画像、バナー画像。
画像の良し悪しは、作成者のセンスと、画像編集ソフトが必要。
画像編集のソフトにも、無料のものと有料のものがあります。
ちなみに、私はMacユーザーなので、Pixelmator (3600円)というソフトウェアを使ってます。
PCユーザーであり、無料で利用したいのなら、Gimp がオススメですね。
使い勝手もよく、必要な作業は一通りできてしまうので、ぜひインストールしておくことをオススメします。
1−2.ネットショップ運営にかかる固定費について
カラーミーショップの固定費は非常に安いです。
必要な経費としては、ショップの月額利用料と、顧客対応で電話を使うなら電話番号料金くらい。
・ショップ運営費:月額900円+税(エコノミープラン – 12カ月契約)
・ショップ専用の電話番号:月額0~324円(IP電話サービス)
ネットショップを運営するなら電話番号は必要。
ネットショップには特定商取引法に基づく表記というものが必要であって、そこに電話番号は必須項目なんですね。
固定電話でなくても問題はないですけど、携帯電話だとお客様の不信感を持つかもしれないです。
以前は、私も事業用に携帯電話の簡易プラン(1000円以下のやつ)を契約してました。
今は固定電話回線で、もう一本事業用の電話番号を引いて対応してます。
ちなみに、くれぐれもプライベートと同じ電話番号にせず事業用として分けた方が良ですね。
妙な営業電話も結構かかってくるようになりますので。
できるだけ電話経費を安く済ませたいなら、電話加入権が0円で展開している電話サービスを利用する手もあります。
電話番号の取得も簡単な時代。
無料で番号取得できる電話サービスも多いです。
私が使ったのは 電話加入権.com と言うサービス。
初期費用もかからずラーニングコストも安いので。
ちなみに、スカイプでも電話番号を取得できますけど、発進時が非通知になってしまうので、あまりオススメしません。
私は基本的に、お客様対応はメール問合せにしてます。
特にサラリーマンの副業でネットショップ運営すると、本業の仕事中に電話をとるのはほとんど不可能。
必要な時は奥さんに電話対応をお願いしてますけど、それが難しい人は留守電対応かメール対応を推進する方が良いですね。
それから、クレジットカード決済を導入した場合の固定費用。
カラーミーショップに標準付帯しているカラーミーペイメントなら導入費用は無料。
クレジットカード決済手数料は4〜5.5%とちょい高め。
なんで私は固定費無料の Paypal決済 を導入してます。
Paypalは、基本料金は無料だし決済手数料も3.6%+40円と、かなり割安。
Paypal口座を持っている人は是非利用すると良いでしょう。
ちなみに、この機能を使うにはプレミア or ビジネスアカウントが必要。
詳細は、別記事を参照してください。
→「 海外取引には必須アイテム。Paypalの口座開設方法。」
→「 Paypalアカウントをパーソナルからプレミアにアップグレードしよう。」
1−3.カラーミーショップの販売手数料
ネットショップで商品が売れるようになってくると問題になるのが販売手数料。
固定費なんかよりも、全然高くなるので超重要ですね。
カラーミーショップの凄いところは、この販売手数料が無料だということ。
カラーミーショップで手数料が発生するのは、決済システムを利用した場合。
それからショッピングモール経由(カラメル手数料 3.5%)の場合だけです。
このカラメルというプラットフォームも、思いのほか集客力があったりします。
なんで登録はしておいた方がいいですね。
私のネットショップでは、新規顧客の2〜3割程度の方がカラメル経由で来店されてますね。
2.カラーミーショップを使って売れるデザインのショップを作るコツ
かっこいいネットショップと売れるネットショップは違います。
ネットショップ構築で重要な要素は、素人感を出さないこと。
世の中のネットショップを見渡してみると、結構胡散臭いページありますよね。
そんなネットショップからはやっぱり買いたくないじゃないですか。
ただデザイン的にもプロっぽくてかっこいいショップであれば売れやすいということでもないんです。
顧客目線で作られていないショップは、商品も探しにくいし。
そもそも必要な情報も書いていないなんていうこともザラです。
だからデザインは確かに大事ですけど、それよりもっと大事なことはズバリ買いやすさ。
お客様が安心して、商品を買いやすいショップを作ることですね。
その意味ではカラーミーショップのデザインはお客さんの購買意欲を上手に引き出す、買いやすいテンプレートが多いです。
2−1.ショップデザインのポイント
その点カラーミーショップの無料テンプレートでも悪くはないですけど。
やはり売れやすいデザインは有料テンプレートですね。
ネットショップで売れる形というのは、購買心理学的にも、だいたい決まっているみたいです。
凝ったデザインよりも、やっぱり定番が良いんですね。
無料テンプレと有料テンプレの違いは、トップページに表示できる商品数の多さや、動線の見やすさなど。
商品ページ毎にも表示される商品が多くなったりします。
やはり商品露出をどれだけ出せるかが、成約率を高める上でとても重要な要素です。
それから、トップページなら売れ筋ランキング、新着商品、オススメ商品などの紹介。
商品ページなら、一緒に購入されている商品とか、オススメの商品とか。
そんな売れるデザイン特有の決まった構成があるんですね。
この辺りは、変に凝っている必要は全くないです。
とにかくシンプルで、お客様に見やすく、商品を選びやすい環境をいかに作れるかということに集中すればOKです。
2−2.売れるネットショップは必要な情報だけを網羅して簡潔
ネットショップに記載しないといけないのは特別商取引法の表記だけ。
それ以外は基本的にショップ運営者が自由に必要情報を記載していきます。
ここで大切なのは、あくまでも簡潔にシンプルにすること。
無駄な情報をだらだらと記載しているショップもありますけど、そんな情報は正直言ってお客様は求めてないです。
お客様が求める情報は、支払い方法、商品到着までの期間、必要時の問い合わせ方法など決まってます。
だから、そんな顧客の望む情報を、わかりやすく探しやすい配置で明示してあげることがもっとも大切。
それ以外に必要な要素としては、ショップの信頼性を高める配慮と透明性。
それだけ意識していれば、ちゃんと売れるショップになります。
2−3.ネットショップは画像が命。
同じテンプレートを使っていても、画像が変わればショップの印象は全く違うものになります。
お店の顔となるトップページバナーや、商品ページの商品画像など。
サイトの枠組み、デザインよりも大事なのが画像です。
画像のデザインを統一にすること。
画像サイズを揃えるとかアングルや色味、シチュエーションも整える。
商品画像は、サイトに占める割合がとても多いですから、統一感は超重要。
できればメーカー撮影の一般写真ではなく、自分で撮影したオリジナル画像を掲載したいですね。
それだけでも、売れ行きがだいぶ変わってきますよ。
2−4.商品説明に重要な要素
商品ページの説明欄の記載で重要なこと。
それはズバリ商品を買うことによって得られる満足感や未来感をお客様に抱かせること。
メーカーのスペックとかブランド説明なんかをダラダラとコピペするなんて論外。
せっかく商品説明するなら、自分の言葉でしっかり考えることが大事です。
そして、読みやすく、理解しやすい言葉を選んで記載すること。
改行や句読点のない文章も論外です。
文章も、ショップデザインの一つと考えるべき。
あとは、頑張りすぎないこと。
商品説明を頑張るくらいなら、商品画像に気合いを入れた方が良いです。
繰り返しですけど、ネットショップは画像が命。
「百聞は一見にしかず」
これはまさにネットショップのためにある言葉と認識しましょう。
3.さいごに
今回は、ネットショップ作成にオススメのショッピングカートであるカラーミーショップ。
その説明と必要経費、簡単なショップ作成の考え方を解説しました。
とにかく、あれこれ悩まず、カラーミーショップ一択でショップ作成を開始しましょう。
次は、「売れるネットショップを最速で作るたった1つのスキル。」について書きますね。