カラーミーショップ使えば、機能的な独自ネットショップを作成することができる。
カラーミーショップはデザインテンプレートも豊富に揃っており、見栄えの良いショップも簡単に作ることができるだろう。
だが、それだけでは売れるショップにはならない。
見た目が良いだけでは、売れるネットショップにはならないのだ。
我々が、これからネットショップを使ってしっかりと収入を得ていくためには、プラットフォームや大手ショップにも負けない売れるショップを作る必要がある。
今回は、ブランド力も何も無い我々でも商品が売れるネットショップを作るために必要な要素をかいていきたい。
1.売れるネットショップに必要な要素。
売れるネットショップで必要な要素はたった1つである。
それは、「信頼を得ること」。
そのために必要な要素は、たった2つ。「わかりやすさ」と「対応のスピード感」である。
プラットフォームを使った物販が売れやすいのは、たくさんの見込み客が集まってきているからだ。
では、なぜヤフオクやアマゾンには多くの見込み客が集まっているのか。
それは、紛れもなくブランドに基づいた信頼感である。
当然、値段がやすいとか、選べる商品がたくさんあるなどの、個別的な要素はあるだろう。
ただ、値段だけで見るなら、もっとやすい価格で販売しているショップもある。
それでも、アマゾンの固定客は高いお金を払っても、アマゾンから商品を買うのだ。
それは、見込み客はアマゾンというプラットフォームが持つ信頼感「ここで買っておけば間違いない。」という心理があるからだ。
対して、一般的な独自ネットショップでの販売が難しいのは、人間の持つ心理的障害である。
それは、「このショップで買っても大丈夫なのか」と言う不安な気持ちである。
「お金を払っても商品が届かなかったら」「届いた商品が偽物だったら」「壊れていた時に返品はできるのだろうか」などなど。
実際に目で見ることができないネットを通じての買い物は、来店客にとっては恐怖以外の何者でもない。
信頼できないショップから商品を買うというのは、人にとっては非常に高いハードルなのだ。
ショップ、そしてショップ運営者の信頼性が出来上がっていなければ、どれだけ商品価格を安くしても購入されることはない。
だから我々のようなブランド力もない弱小ショップが、来店者から商品を購入してもらうためには、とにかく相手から信頼を勝ち得る必要がある。
それには、とにかく顧客の望む情報をわかりやすく明示すること。そして、顧客の疑問や要望に対して、即座に対応することで信頼を積み上げていくしかないのである。
2.わかりやすい情報開示。
まず1つ目の「わかりやすい情報開示」
これは前回記事にも書いた通り、ネットショップに必要な構成要素を簡潔、適切に配置することで、来店客がその情報にたどり着けるようなデザインにすることである。
一般的に、見込み客が求める情報は
- 支払方法
- 発送方法
- 返品方法
- 必要時の連絡方法
など決まっている。
そのような情報をしっかりとトップページに記載したり、特別なページを準備して大きく、わかりやすく明示することで、来店客を安心させることが大切である。
そこに凝ったデザインは必要ない。シンプルで必要な情報がすぐに目に入ってくるデザインであれば良いのだ。
それら、基本的な情報以外にも記載すべきなのは、ショップの信頼性を高める情報。
例えば、運営している店長はどのような人物なのか。
取り扱い商品はどのような仕入れているのか、どのような手順を踏んで、どれくらいの期間で顧客の手元に届くのか。
見込み客が、自分はどのような店舗から商品を購入して、どれくらいの期間で、どのように手元に届くのかと言う流れをわかりやすく明示することで、さらに信頼はますだろう。
かっこいいことを書く必要はない。
とにかく、あなたの誠意を相手に素直に伝える努力を、わかりやすく行い続けることが大切なのだ。
3.スピード感を持った誠実な対応
そして、2つ目に大切なのがスピード感を持った誠実な対応である。
1つ目のわかりやすい情報開示は、言うなれば常時、万人に対して提示している看板のようなものである。
対して、このスピード感を持った対応と言うのは、個別具体的なタイムリーの事象に対する対応の姿勢を意味する。
店舗に興味を持った見込み客や、実際に商品を購入してくださった顧客からの連絡や質問に対して、いかにスピード感を持って、誠実に対応できるかと言うことが、信頼を勝ち得る上で非常に重要である。
人間は、質問をしたタイミングが一番気持ちが熱い状態である。
それは興味と言う意味でも、不安と言う意味でも同じだ。
欲しい商品に対して湧き上がった疑問、買い物をしたいと思った時に湧いた不安が、顧客を質問や連絡と言う行動に駆り立てるわけである。
そのもっとも熱い気持ちの状態の時に、即座に満足のいく回答を得られることで信頼はもっとも高まると言える。
そして、信頼が一定のリミットを超えた段階で、その見込み客は商品を購入してくれるのである。
4.さいごに
我々のような知名度もブランド力も無い弱小ショップが、ヤフオクやアマゾン、その他大手ネットショップと戦って、売れるショップを作るためには、とにかく顧客の信頼を得るしか無い。
そのためには、ショップに訪れた人に望む情報をわかりやすく明示して、興味を持ってくれた見込み客に対して、スピード感を持った誠実な対応をすること。
そして、信頼を得て商品を購入してくださったお客様から、リピート購入をしていただけるような情報提供を繰り返して、「リピート顧客」になってもらうこと。
そこまでできれば、今度はプラットフォームよりもはるかに硬い顧客基盤となるだろう。
当たり前のことのようだが、これができているショップは非常に少ない。
それは、時間もかかるし、またその成果も非常に測り難いことだからだ。
とにかく、顧客の信頼を集めるための施策を誠実に継続すること。
これが売れるネットショップを最速で作るもっとも重要な要素で確実な方法なのである。
さて次は、「副業サラリーマンにオススメ。ネットショップではどんな商品を扱えばいいのか。」についてかいてみよう。