我々が推奨する国内転売と輸出入転売、そして独自ネットショップを融合させた硬い収入基盤を築くための「物販ハイブリッド戦略」。

その最適な商材としてあげたのが、「カメラ」をメインに販売するカメラ転売である。

まずは、国内カメラ転売を極めることで、しっかりと月10万円以上の収入を得る。

その後は、海外のプラットフォームに販路を広げて、国内プラットフォームだけに依存しないリスクヘッジを図る。

そして最後は、プラットフォーム自体に依存することなく、誰からの干渉も受けることなくビジネスを展開できる独自ネットショップに販路を広げていこう。

 

だが千里の道もまずはじめの一歩からと言う通り、国内転売で実績をまずは作る必要がある。

それでは、その国内転売はどこを主戦場とすれば良いのか。

今回は、ハイブリッド戦略の基盤作りに欠かせない第一歩目の国内カメラ転売における主戦場の選び方について解説しよう。

 

1.国内カメラ転売の主戦場となりうるプラットフォーム

1−1.ヤフオク

ネット上のプラットフォームといえば、Amazon、楽天市場、メルカリなど様々あるが、その中でもまずカメラ転売で実績を作るなら、1番にヤフオクをオススメしたい。

ヤフオクと言うプラットフォームの魅力については、以前の記事で紹介した。

→ サラリーマンが副業ではじめるのに最適なのは、やっぱりヤフオクの転売

 

ヤフオクは、日本でも最大級のプラットフォームであり、毎日数百万人の人々が商品を求めてヤフオクにやってくる。

そんなヤフオクの中でも、カメラカテゴリーはもっとも集客力の高い分野となっている。

 

何よりも魅力的なのは、ヤフオクはいわゆるカメラ愛好家がこぞって集まる市場であること。

カメラ愛好家の中でも、「カメラを安く購入できる場所」として人気が高く、実際に毎日多くの方が、ヤフオクを通じてカメラ商品を購入している。

実際のところカメラ専門店や、ネットショップで中古のカメラ商品を購入するよりも、ヤフオクは格安で商品が手に入るため、利用ユーザーが大変多いのだ。

 

そして、実はカメラ転売ヤーもヤフオクを主戦場として仕入れを行っている人は非常に多い。

実際のところ、国内カメラ転売でしっかりと実績をあげている人には、我々カメラ転売を行っている人間から商品を購入してくれる人はほとんどいない。

ただし、やらしい言い方になるが、カメラ転売の初心者であり、価格差の見方もよく理解していない駆け出し転売ヤーであれば、普通に我々が出品している商品を買ってくれたりするのだ。

 

また同じバイヤーでも、主戦場をebayなど海外に置いている人は、海外では日本国内よりも高値で販売できるために仕入れとして購入してくれる場合も多い。

最近は、国内のバイヤーだけで無く、中国や東南アジアなどを中心とした海外の転送代行業者(我々で言うところのSpear Netのような代行業者)などが、一般消費者以外にも購入してくれる。

→ 日本に送ってくれないセラーからでも買えちゃう?転送業者を活用しよう。

 

そのような意味でも、一般のユーザーだけでなく我々の同業者も商品を買ってくれるヤフオクと言う市場は非常に魅力的な販路と言えるのだ。

 

1−1−1.ヤフオクを利用する上で注意すること。

しかし、そんなカオス的な購買層がひしめく市場であるため、心ない悪質な人間も参入していることも事実である。

時に、非常に不誠実な方法で商品を販売しているセラーも見受けられる。

 

そのため近年は、一般ユーザーも非常に神経を尖らせている市場となっている面は否めないところだ。

不良品をつかまされてしまうリスクも購入者にはあるため、「信用」が大切になる販路となっているのである。

ただ裏を返すと、我々のような誠実にお客様の満足を第一優先に商売をしている者にとっては、逆に魅力的な市場でもある。

 

ヤフオクには上述の通りカメラマニアも数多く存在するため、一度信頼を得るような取引をさせて頂いた顧客からは、そのあともリピーターとして希少な商品や綺麗な商品をどんどん購入してくれるようになる。

そんな美味しいリピーターを捕まえることができれば、非常に有利な商売が可能になり、稼げる金額も飛躍的に伸びていくだろ。

 

1−2.ヤフオク以外の販路について

日本国内でカメラ転売を展開しているセラーの中でも以下の販路はヤフオクについで人気が高い市場だ。

  1. メルカリ
  2. Amzon

 

1.メルカリ

ヤフオクと同様にカメラ転売の販路として人気が高いのが、このメルカリである。

メルカリもヤフオクと同様に一般消費者とバイヤーのどちらも利用しているプラットフォームであり、その点ではヤフオクと似ている。

ただし、ヤフオクと違うところは、客層が圧倒的に若いため、売れる商品の傾向がデジタルカメラなど若者が好む商品群に偏る傾向があることだ。

 

またメルカリは「値引き交渉の文化」が染み付いている。

そのため定額で出品しているのに、メルカリでは頻繁に値引き交渉が入ってくるので、副業で行うには少々面倒臭い。

また、個人的にはお行儀の悪い利用者も多い印象があるため、もしそのような値引き交渉や顧客対応が苦痛であるなら、参入するのは控えた方がいいかもしれない。

 

ちなみに私は、そのような理由からメルカリでは販売していない。

その他、商品の回転はメルカリの方がヤフオクよりもは早い印象があるが、販売手数料が10%取られることもビハインドだ。(ヤフオクは8.64%)

とりあえず、早く商品を売りたい場合などに利用するなど用途を使い分けるのが良いかもしれない。

 

ただ、メルカリは商品の売上金が入るのに結構時間がかかる。

申請してから入金までに1〜2週間ほどかかるため、実質的にはキャッシュフローの面でヤフオクに劣る。

そういった意味でも、メルカリを利用するメリットはあまりないかもしれない。

 

2.Amazon

Amazonもヤフオクに勝るとも劣らない化け物級に集客力のあるプラットフォームである。

またAmazonの場合は、FBA納品を活用することで、顧客対応や発送作業などの手間を省くことができるため、副業サラリーマンの販路としては魅力的な部分も多い。

ただ、別記事でも書いた通り、アマゾンは基本的にアマゾン側で準備されたフォーマットに則って、Asinコードと呼ばれるアマゾン独自の品番管理での販売となるため、いつまでたってもリピート顧客などの資産が溜まっていくことはない。

 

Amazonでは、同じ出品ページに複数のバイヤーが出品するため、購入者は金額重視での購入をする傾向が強く、購入経験もアマゾンで買い物をしたと言う印象しか残らない。

そのような意味でも、やはりヤフオクが販路としては最強である。

 

2.結局、オススメのカメラ転売の販路はヤフオク。

これまで見てきた通り、オススメのカメラ転売の販路は、ダントツで「ヤフオク」である。

理由は、その他の販路と比べても「キャッシュフローが早い」ことと、「見込み客が多い」ことだ。

そして、何より商売の基本が学べるばかりでなく、商売にとってもっとも大切な資産「既存顧客」を獲得することができるからである。

 

カメラ転売初心者の人は、まずは「ヤフオク」での販売を極めよう。

ヤフオクでビジネスをするだけでも、3ヶ月で目標の10万円は確実に稼げるようになる。

実際、私自身も初心者の頃は、ヤフオク転売だけに集中していた。

 

その後、販路を広げるなら、輸出ビジネスであるebayを加えて、収入の基盤を拡大する。

そして、最後にはネット物販の最高峰である独自ネットショップに進出すれば良い。

逆に他の販路を広げすぎると、在庫管理も非常に煩雑になってしまう。

 

特に副業で取り組んでいる我々は、作業ができる時間も限られてくる。

効率よくビジネスを拡大していこうと思ったら、国内プラットフォームは「ヤフオク」だけに限ってしまうくらいでちょうど良いのだ。

 

3.さいごに

我々が推奨する国内転売と輸出入転売、そして独自ネットショップを融合させた硬い収入基盤を築くための「物販ハイブリッド戦略」。

その最適な商材であるカメラをメインに販売するカメラ転売で、まずはしっかりと月10万円以上の収入を得るためには、ヤフオクを主戦場とした営業基盤を確立することからスタートしよう。

そして、最終的には国内外のプラットフォームと独自ネットショップを融合させた営業基盤を確立して、安定した30万円程度の副収入を得られるようになろう。

 

さて次は、「時間の無い副業サラリーマンにオススメ。外注を使って効率化しよう。」について書いてみよう。