サラリーマンが、安定した副収入を得たいと思うなら、まずはネットを使った物販がオススメだ。

そして、結果を出しやすいヤフオクやebayなどのプラットフォームを使った商売を身につけたあとは、ネット物販の最高峰である独自ネットショップの運営に進みたい。

 

ただ、簡単にネットショップを作ろうと言っても、「普通のサラリーマンが、そんな簡単にネットショップなんか作れるの?」と言う疑問が湧いたりするかもしれない。

ネットショップと聞くと、「どっかの会社がやっているんだろう?」と思っている方が結構多かったりする。

 

でも、安心して欲しい。

現在、ネットショップを3店舗ほど運営している私自身が、紛れもなく普通のサラリーマン。

そして私がこれまで教えてきた方々も、みんな普通のサラリーマンや主婦の方である。

ネットショップを作ることは、あなたが考えているほどに難しくはない。

 

誰でも、ちょっとしたノウハウがあれば簡単にネットショップを作ることはできるのだ。

 

1.ネットショップの作成はそれほど難しくはない。

確かに、ネットショップに限らず、事業を展開していたり、お店を出して商品を販売するような仕事ができるのは、会社であったり個人事業の方だろうと思うのが、普通の人にとっては自然かもしれない。

だが、会社勤めのサラリーマンが副業で事業を行っている場面は、それほど珍しくは無いのだ。

 

あなたの周りを見渡してみて欲しい。

個人の趣味をブログなどに書いている人はいないだろうか。

ネットショップは、単にそのブログに決済ページのショッピングカートをつけただけである。

ネットショップなんて、その程度のものなのだ。

 

サラリーマンだけではない。

専業主婦の方が、自分の趣味で作ったアクセサリーを、自分のネットショップで販売していたりする。

私の周りにも、髪飾りや小さなアクセサリーなんかを手作りしてネットで販売している主婦の人がいたりするのだ。

 

一時期、週末起業なんて言葉が流行ったりしたことを記憶している方もいるだろう。

今は、サラリーマンや専業主婦でもネットショップを作って、商売をしているなんてことは珍しいことではないのだ。

 

実際、あなたも商品を仕入れてヤフオクやebayで販売するネット物販に取り組んでおられるだろう。

私は、これまで多くの方にネットショップの作成から運営方法までを教えているが、誰も途中で挫折することなく、みんな自分でネットショップを作って商売を始めている。

中には、本当にパソコンの使い方もわからんところから始めて、一人で立派なショップを作られた方もいる。

 

今は、非常に多くのホームページ作成サービスがある。

本当に、簡単なコピペやドラッグアンドドロップだけでも、立派なホームページができてしまう。

あなたが思っているほどに、ネットショップの作成は難しいことではないのだ。

 

 

2.ネットショップ作成にあたり気をつけること

ただ、誰でも簡単に始められるネットショップではあるが、作成にあたってはちょっとしたコツや覚えておきたいルールがある。

そして、ネットショップができた後も、しっかりとしたビジネスとして軌道に載せるまでには、それなりのノウハウと時間が必要なのだ。

ほとんどの人は「簡単に始められる」=「簡単にビジネスになる」と大きな勘違いをしてしまったりする。

適当にでもネットショップを作りさえすれば、「それだけでお金が入ってくる」と思い込んでいる人が結構いたりするのだ。

 

繰り返しになるが、ネットショップの作成自体は特段に難しいことはない。

 

ただ、お客さんを集めてモノを販売するためには、一定のノウハウが必要であり、やらなければならない作業も結構あったりする。

ショップ運営のイロハをしっかりと学んで、地道に実践で切る人だけが、ネットショップからの収入を得られるようになるのだ。

 

しっかりとした下準備やノウハウを持たずに、行き当たりばったりでネットショップを作っても、しっかりビジネスとしてやっていける人はほとんどいない。

まずは、ネットショップ作成に当たってのイロハを理解して、中長期的に安定した収入を確保できるようなショップを作ろう。

 

3.ネットショップ作成に必要な8つの要素

それでは、前回の記事でも話したので、繰り返しとなるが、再度ネットショップを作る上で必要な要素を簡単に述べてみよう。

ネットショップ作成には、大まかに8つのステップがある。

  1. 何を得るか決める。
  2. ネットショップのスタイルを決める。
  3. 仕入れ先を確保する。
  4. ネットショプを作るカートを決める。
  5. 必要なページを作っていく。
  6. 商品を登録する。
  7. お客様を集客するための施策をうつ。
  8. リピート化を目指したアフターフォロー。

 

3−1.まずは、何を売るのかを決める。

基本的な考え方は、プラットフォームで販売する商品を選定する方法に準じて考えれば良い。

ただネットショップに関しては、その他に幾つか考えていかなければいけないことがある。

それについては、別記事にて述べてみたいと思う。

 

3−2.販売スタイルを決める

あなたが運営するネットショップの販売スタイルを決める。

これは在庫型にするのか、それとも無在庫型にするのかということだ。

どちらのスタイルを基本とするのかで、ショップの作成方針が大きく変わってくることになる。

ショップ運営を長く続けていくと、無在庫型でも売れ筋は在庫を持つようになったり、逆に在庫型でも高額商品は無在庫でお取り寄せにしたりなど、混ざってきたりもする。

それでも基本方針としてどちらを中心に据えたショップ構成をするのか決めることが大切なのだ。

 

3−3.仕入れ先を確保する。

次に、商品を確保するための仕入れ先を見つける。

結構、ここをないがしろにする人が多いのだが、特に無在庫型のネットショップを運営する上では、安定した商品供給と利益の確保を左右する超重要なポイントなのだ。

せっかくネットショップを作っても、売れた商品を仕入れられなければ全く意味がない。

仕入れ先を第一に確保してから、ショップの構築に入るのが正しい順番なのである。

 

3−4.ネットショプを作るカートを決める。

上にも書いたが、ネットショップを作るためのカートサービスはたくさんある。

今は、本当に初心者でも簡単にネットショップを作ることができるようになった。

私が使っているのは、カラーミーショップというサービス。

本格的なネットショップを作るには、最適なサービスだ。

それ以外にも、自分の好きなテンプレートを選び、商品登録するだけでお洒落なショップができてしまうBase(ベイス)や、高機能で海外向けネットショップも作成可能な、老舗サービスのおちゃのこネットなどもある。

ショップを構築するサービスをどこにするかというのは、長くショップ運営をする上で結構重要な問題だったりするので、しっかり選ぶようにしたい。

 

3−5.必要なページを作っていく。

ネットショップには、トップページや店舗の紹介ページ、商品ページ、決済方法のページや、特商法に付随したページなど、必要不可欠な要素がある。

そのほか、お客様の信頼を構築するためのページや、集客をするために書くブログのページなども必要だ。

ヤフオクなどプラットフォームには、それらのページは全て用意されているので、自分で作る必要はないが、独自ネットショップではそれらすべてを自分で作成する必要がある。

 

3−6.商品を登録する。

ショップの枠組みができたら、次は具体的な商品の登録ページを作っていく。

この商品登録についても、売れるページにするために必要な要素はたくさんある。

また、商品登録数や価格設定なども、在庫型なのか無在庫型なのかで戦略も異なってくる要素もある。

 

それら重要な要素も加味しつつ、一つ一つの商品登録を行っていくことになるだろう。

 

3−7.お客様を集客するための施策をうつ。

せっかく、ネットショップを作っても、お客様に来ていただけなければ意味がない。

そこでSEO対策やPPC広告などの施策で、お客様を自社サイトに呼び込む作業が必要となる。

ここが、プラットフォームを利用したビジネスと独自で行うビジネスのもっとも大きな違いだと言ってもいい。

お客様の集客を行うためには、試行錯誤を繰り返しながら、多くの時間を割くことで信頼を高めていくことになるだろう。

 

この集客ができるかどうかで、あなたのネットショップの成功が決まると言ってもいいだろう。

 

3−8.リピート化を目的としたアフターフォロー。

ビジネスの世界では、一般的に販売の7〜8割程度が既存顧客のリピート購入で構成できるようになれば、安定化すると言われている。

そんなリピート顧客をしっかり囲い込むために、地道なアフターフォローが必要だ。

一方で、一度購入して満足を得たお客様は、あなたの店舗を信頼して、何度でも、そして高額商品の購入もしれくれたりする。

そして集客コストもほとんどかけずとも店舗に来店してくれる。

言うなれば、独自ネットショップの長期的な成功の鍵は、この既存顧客のリピート化ができるかどうかにかかっているのだ。

 

4.さいごに

今回の記事で、サラリーマンの副業でも、ネットショップの運営は可能であること。

そして、独自ネットショップを作る上での正しい手順がおわかりいただけただろうか。

プラットフォームから脱却して、安定した収入基盤となる独自ネットショップ。

 

ぜひ、ビビらずにチャレンジして欲しい。

さて次は、「ネットショップ出店に必要な開業費用。初心者にオススメのショッピングカートとは。」について書いてみたい。