サラリーマンが福業を始めるなら、まずは結果が出しやすい物販ビジネスがオススメだ。

そして、手をつける順番としては、再現性が高く換金性のサイクルが短い国内転売からスタート。

その後、一定の収益があげられるようになったら、リスクヘッジの意味も込めて、輸出入転売にチャレンジするのが良い。

 

前回の記事では、輸出入転売でオススメのプラットフォームであるebayでの商品購入方法について解説した。

当ブログの手順通りにやれば、問題なく商品が購入できたことだろう。

ただ、先にも述べたことだが、ebayの販売者の中には、日本に商品を送ってくれない者もいる。

それでは、そのような商品は買うことができないのだろうか。

 

実は、海外向けに発送してくれない販売者からも商品を購入する方法はあるのだ。

今回は、その方法について説明しよう。

 

1.日本に発送してくれないセラーから商品を購入する2つの方法

折角、気に入った商品をeBayで見つけたけれど、日本まで発送してくれない!というセラーも実は存在する。

私の感覚だと、30%くらいの販売者は自国内のみへの発送可にしているような感覚だ。

これが、ebay USA以外のebay germanyやebay italyなど他のebayプラットフォームになるともっとその割合は増える。

「なぜ彼らは日本に発送しないのか?」

考えられる理由としては、

  • 海外発送は、手間もかかり面倒!
  • 過去にトラブルがあったので、海外には発送しない
  • 日本人は細かいところまで要求するので面倒臭い

などだろうか。

そこで今回は「日本に送ってくれない商品を買う方法を2つ教えるので、今後の参考にして欲しい。

 

1−1.eBayセラーに日本まで直送してくれるよう交渉する

 

例えば、こんなセラーがいたとする。

 

まずは上の図を見て欲しい。

”may not ship to Japan”と書いてある商品は、基本的にセラーとしては日本には発送しませんと言っている。

 

そんな商品でも欲っすぃ〜〜〜〜〜〜って思ったらどうするか。

 

日本に送るように頼もう。

 

。。。アホみたいに思うかもしれないが、これをやらない人が非常に多い。

「日本人の言うことなんて、海外の人が聞いてくれるわけがない。」みたいな変なコンプレックスがあるのだろうか。。。

でも、全然そんなことはない。

これだけで、「いいよ〜ん!!」って簡単に了承してくれるセラーも結構多いのだ。

 

これ、裏話をすればebayの商品出品時に各国(地域)ごとに発送代金を入力しなければいけないのだが、それが面倒臭いという理由でmay not〜にしているセラーも結構いるのだ。

それでも、わざわざ「おたくの商品、買いたいんですけど〜」ってお客さんに言われれば、さすがにビッグヒップのアメリカ人でも重い腰をあげたりするのである。

 

もともと、アメリカは移民の国だ。

だから、アメリカ人には親戚がヨーロッパなど海外に住んでいるという人が非常に多い。

だから、アメリカ人にとっては、日本人が思うほど海外への荷物の発送などには抵抗も少なく、身近な作業だったりするのだ。

 

ちなみに、

May not ship to Japan (日本発送不可)

という表示の下にcontact seller (セラーに問い合わせる)と言うリンクがあるので、ここをクリックしてメッセージを送る。

または、ページをスクロールダウンして商品ページの商品説明文の下あたりの『Ask a question』からセラーに質問することも可能だ。

これが、まずは何よりも簡単な方法なのでぜひ試して見て欲しい。

 

※ちなみに、販売者からの返事がこないうちは、商品は落札しないようにしよう。

 

 

1−2.転送会社を利用する。

転送会社と言う言葉を聞いたことがあるだろうか。

転送会社というのは「転送サービス」とも呼ばれていたりする。

その名の通り、海外の商品を日本まで転送(発送)してくれる会社の事だ。

例えば、eBayで日本直送不可の商品を輸入しようとした場合、転送会社を利用する事で、

eBay販売者

転送会社(販売者の国、もしくは地域にある転送会社)

あなた

という流れで商品を受け取る事が可能になるのだ。

「そんなこと個人輸入者でもできるの?」と思う方もいるかもしれないが、実は「個人輸入向け」のサービスが結構充実していたりするのだ。

もちろん、1商品からでも気軽に利用できるところばかりなので心配はいらない。

 

この転送サービスを提供している転送会社は世界各国に存在する。

基本的にはその商品の発送元の国、もしくは地域(EUなど)にある転送会社を利用するということ。

つまり、商品の発送元がアメリカの場合は、「アメリカにある転送会社」を利用するという意味だ。

ちなみに、eBay輸入をするのであれば、ほとんどの出品地域がアメリカであるため、必然的にアメリカの転送会社を使う事になるだろう。

アメリカの転送会社(転送サービス)として、輸入転売プレイヤーに人気があるのは

MyUS

スピアネット

あたりだろう。

転送会社の利用登録をすると「その国の住所」があなたに付与される事になる。

 

今回は登録方法などは割愛するが、便利なサービスなのでぜひ確認しておいて欲しい。

 

2.さいごに

輸出入転売をする上で、海外からものを仕入れる際には幾つかの課題があったりする。

その一つが、日本に発送してくれない販売者からいかに商品を購入するかと言うことだ。

他の人間が購入できない商品をあなたが有利な値段で購入できたら、それは大きなアドバンテージになるだろう。

そのために、日本に発送してくれない商品を日本に送ってもらう方法が、上記の2つがあることを覚えておいて欲しい。

基本的に、転送会社を使えば手数料が発生するので、まずはセラーに問い合わせて日本への発送をOKにしてもらうこと。

交渉に失敗したら転送業者の利用という選択肢がベストだろう。

 

さて、次は「アメリカの転送会社MyUSとSpear Net(スピアネット)を比較する。」について、書いて行こう。