ネットビジネスの中で最も稼ぎやすいのは転売ビジネスである。その中でも、国内で完結する国内転売は、サラリーマンの副業ではじめにスタートするにはおすすめである。

利益を伸ばす商品をリサーチして、仕入れることができれば、安定して稼ぐことができるようになるだろう。

そのリサーチ、仕入れの中でもスピードが早く、結果が出やすいのが「店舗仕入れ」である。

初心者であればとにかく店舗に足を運んで実際に目で見るのが良いだろう。

今回は店舗仕入れで利益をあげていくために必要なポイントや店舗仕入れ攻略法などを書いていきたいと思う。

 

1.店舗仕入れに必須の代表的な店舗

国内転売を始めるにしても、まずはどの店舗に行けばいいのかわからない、というのが正直なところだ。

そのため、まずは利益の取れる商品が見つかりやすい代表的な店舗を紹介して行こう。

◯ 家電量販店

  ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ヨドバシカメラ

◯ ショッピングセンター

  イオンモール

◯ チェーン店

  カメラのキタムラ、トイザらス、ドン・キホーテ

◯ リサイクルショップ

  ハードオフ、オフハウス

 

利益の取りやすい家電製品が多い、ヤマダ電機やビックカメラなどは、店頭セール品や型落ち品などを仕入れて、販売していくのが良いだろう。

その他、狙い目なのはリサイクルショップだ。ハードオフやオフハウスなどは中古品ばかりのように思われがちだが、実際は「未使用品」や「新品のセカンド品」などが結構売られていたりする。

将来的には、中古品の扱いも行うことができれば、利益の取れる商材は格段に広がる。

ただ目利き力がない場合は仕入れも難しくクレームにつながりやすいので、まずは新品や未使用を安く仕入れるのが無難だろう。

基本的にはこういった店舗に目をつけ、前回の記事でも紹介した方法で利益の取れる商品をご紹介していますので参考にしてみて欲しい。

 

2.店舗仕入れで狙い目の商品がある可能性が高い場所

店舗仕入れは、実際に足を運んで店舗内を見て回るわけだが、それらの店舗をむやみに隅々まで回っていても時間がいくらあっても足りない。

慣れてくれば、自分の得意分野の商品なども出てくるので、そのコーナーをピンポイントで回ることもできるだろうが、はじめのうちはそれも難しい。

そのため、利益の取れる商品を効率よく仕入れていくためには、店舗ごとに割引されている商品などが置かれている場所を狙うべきである。

それでは実際に、店舗内のどのあたりに割引商品が展示されているのか、初心者が目をつけるべき場所をこっそり教えよう。

 

2−1.レジ周り

レジ周りには、結構目玉商品、割引商品が置かれている場合が多い。ワゴンに入ったようなコーナーが設けられている場合は、ここで利益の取れる商品が見つけられる可能性が高いだろう。

なぜレジ周りかといえば、店舗に来た人間のほとんどが必ず通る場所だからだ。レジ待ちしている最中に、ふと横を見るとお値打ち商品が置いてあれば、ついで買いしてくれる人もいるので、店舗としてもそこに目玉商品を並べていたりする。

ここになかなか売れない商品、在庫処分したい商品を置くのが店舗側の戦略なので、それを逆手にとって商品を仕入れてしまおう。

 

2−2.安売りワゴンコーナー

レジの前には特に割引商品が多く置かれているが、それとは別に安売りワゴンコーナーを設けている店舗も結構あったりする。

例えば、カメラのキタムラなんかにはジャンク品などのコーナーが別途設けられており、そこでかなりの拾い物商品があったりするので覗いてみることをおすすめしたい。

店を回った際に、そういった陳列棚を見つけた場合は、抜け目なくチェックするようにしよう。

こういう割引コーナーをチェックして、その場でスマホなどでオークファンに照らし合わせれば利益が取れるのかどうかがすぐに確認できるので、ぜひ実践してみて欲しい。

 

2−3.棚の最下段にある商品

一般的にお店としては、最新機種やよく売れている商品は目立つ場所におきたいものだ。だから、そういった商品は棚の一番上に置かれる場合が多い。

逆に、棚の一番下には型落ち品や、なかなか売れない商品が置かれていたりする。それら商品は赤札のついた割引価格である場合が多いので、必ずそこもチェックするようにしたい。

 

2−4.各陳列コーナーの隅

各陳列コーナーの隅も棚の最下段の商品と同様に、売れ残り商品などが集まっている場合が多いので狙い目と言えるだろう。

 

店舗仕入れをする際は、上で説明したような場所を重点的に見て回ることで、短時間でお値打ち商品が見つかる場合が多い。

結果、1店舗あたりにかける時間も短縮できて、多くの店舗を回れ、かつ多くの商品を仕入れることができるので、ぜひ参考にして欲しい。

 

3.店舗仕入れの際は、値切り交渉もしてみよう。

すでに赤札がついている商品は、店舗としては売り切ってしまいたい商品だ。

不良在庫をいつまでも陳列していると、それだけでスペースも食ってしまうので、店舗としてはいいことがまるでないわけである。

そんな彼らの弱みにはしっかり付け込むことにしよう。

近くにいる定員さんを捕まえて、この商品がさらに割引できないか聞いてみることだ。

ただ、ここで一方的に「この商品、もっと安くしてよ」と言っても印象が悪い。

店舗側にとっても一応のメリットがあり、値引きをする上でのエクスキューズを用意してあげることが必要だ。

例えば、「これとあれと合計5つの商品が買いたい。ただ予算が10万円なので、なんとかそれでお願いできませんか。」と言った具合だ。

だいたい、まとめ買いをしたいと伝えればオッケーしてくれる場合が多い。

このように少しでも安く買うことができれば、その分利益も大きくなる。

 

自分の交渉、努力がしっかり収入として跳ね返ってくるのだから、恥ずかしがらずに頑張って交渉してみよう。

 

4.さいごに

店舗仕入れをする際は、上記のように利幅の取りやすい商品が置かれている場所は決まっている。

だから、やみくもに店舗内を回るのではなく、目玉商品が置いてある場所をピンポイントで周り、オークファンなどで値段を確認しよう。

そして、できることなら定員さんに価格交渉をお願いしてみる。

あとは場数を踏んで、しっかりと利益の取れる商品を見つけられる目を養う訓練を積んで行こう。

 

さて、次は「不用品販売・転売で大きく稼ぐためのクレジットカード戦略」について書いてみよう。