サラリーマンの副業でもっとも稼ぎやすいのはネットビジネスである。その中でも最も稼ぎやすく、利益に直結するビジネスモデルが国内転売だ。
とはいえ、やみくもに仕入れて販売しようとしても、そうは問屋がおろさんぜよ。(二代目スケバンでか麻宮サキ。)
国内転売には王道とも言える正しい方法がある。我流では、いかに最強の国内転売でもなかなか稼ぐことは難しいだろう。
では、その国内転売で稼ぐために最も重要なこととは一体なんだろうか・・・?
今回は、国内転売で素早く大きく稼ぐために意識すべき2つのことについて書いていく。
1.国内転売で素早く大きく稼ぐために意識すべき2つのこと
1−1売れる商品を探すリサーチ力を養う
まず第一番目に重要なのは、売れる商品を探す「リサーチ力」である。
「安く仕入れて高く売る」という転売ビジネスの基本は、いかに安い商品を探してこれるかというリサーチ力が超重要である。
そして「儲かる商品を見つけるリサーチの考え方」を押さえているか否かで、稼げる額が大きく変わってくるので、ぜひ頭に叩き込んでいただきたい。
それでは国内転売のリサーチの大前提を押さえておこう。
それは、「自分が売れると思う商品ではなく、実際に売れている商品の情報を客観的に入手する」ということだ。
転売初心者によくありがちなことが、自分が売れそうだと思った商品を仕入れてしまうことだ。
ここが自分のものを購入する「買い物」と、転売するために購入する「仕入れ」の大きな違いなのである。
自分にとっては魅力的に写っても、他人が欲しいと思わなければ全く意味がない。結果、長いこと売れないことで利益が取れないばかりが、不良在庫として資金が眠ってしまうことになる。
売れるまでは、在庫に変わったあなたの資金を回収できず、新たな仕入れをすることもできなくなってしまうわけだ。
以前の記事でも書いているが、あなたがやっていることは「自分の買い物」ではなく「ビジネス」であることをまずは自覚することが大切である。
それはパソコンの先にいる見込み客、つまり「人」を意識しなければ稼げるようにはならないということだ。
「人」を意識して商品を仕入れる際に考えるべきことは「ヤフオク上で多くの人に買われた需要のある商品であること」と「ヤフオク上の相場よりも安く仕入れができること」の2つである。
通常、同じ商品であれば基本的には価格の安い商品から売れていくわけで、逆にその商品の相場に見合った価格で出品できていなければ、その商品売れないということだ。
また、いくら安くてもその商品に需要が無ければ、いくら待っても購入者は現れないだろう。
この2点は転売ビジネスの根本的な考え方になる。リサーチをする上では常にこの前提を意識するようにしよう。
1−2.転売で基本となる考え方を理解する
転売で基本となる考え方とは、「いかに多くの利益を確保するか」と「いかに回転率をあげるか」という2つのことだ。
前回の記事でも書いた通り、時間のない副業サラリーマンにとっては、いかに1度の取引で利益を確保するかということが、大きな金額を効率的に稼ぐ上でとても重要である。
ただ、一方で少ない資金をいかに活用して効率を高めていくかということも、とても重要だ。
我々のような副業サラリーマンは、軍資金も少ない中でビジネスを展開している。
そのため、一度商品を買ってしまうと、次に仕入れを行うためには、今ある商品が売れて、手元にお金が戻ってきてから再度購入するという流れとなる。
もちろん、基本はクレジットカードを利用した購入になるので、クレジットの引き落としのタイミングまでは、クレジット枠の範囲内であれば仕入れが行えるわけだが、引き落とし日までには口座に入金されていなければならない。
それを考えると、どれだけ利益が取れる商品であっても、半年も1年も在庫として持っておくことは基本できないのだ。
不良在庫を抱えることなく、キャッシュフローの流れを常に健全にしておくことが大事・・・そのためにもできるだけ早く商品を売るなど回転率を意識しなければならない。
その回転率を高めていくために意識すべきことは「ヤフオク上の販売個数」と「価格設定」である。
この2つのバランス感覚を意識しながら国内転売に取り組むことで、キャッシュフローも安定しつつ、利益の最大化を図ることができるのである。
とにかく、しっかりとしたリサーチで利幅の取れる商品を仕入れること。
仕入れた商品には相場感に沿った適切な値付けをして、短期間に売り上げを立てること。
これを意識したビジネスを心がけなければならない。
まず、ヤフオク上での販売履歴については、前回の記事で説明したオークファンを活用した履歴検索で1ヶ月間にどれだけ同じ商品が落札されたかを確認しよう。
これが多すぎれば競合も多く価格競争に陥り安いということになるが、少なすぎても、そもそも需要のない商品である可能性が高いわけだ。
この、落札数のバランス感覚を身につけることができれば、不良在庫を抱えるリスクは大きく減るだろう。
また価格設定はいかに利益を最大化しつつ商品を買ってもらえる販売価格で出品できるかということだ。
せっかく商品が売れても、赤字であればなんの意味もない。ただ、相場に比して値付けが高すぎては、いつまでたっても購入者が現れないだろう。
とにかく相場感をしっかり養い、適切な値付けができるようになろう。
2.さいごに
転売ビジネスで稼ぐには「リサーチ」は必要不可欠である。そして、資金を切らさずに、早く大きく稼ぐためには利益の確保と回転率のバランスを取ること。
この2つの基本を意識することで、副業サラリーマンでも30万円の金額を稼いでいけるようになるだろう。
初心者時代に大事なことは、徹底したリサーチ力の訓練と、販売実績を得ることで利益と回転率のバランス感覚を養うこと。
それを意識して、日々の作業に取りかかろう。
次は、「国内転売の基本、店舗仕入れで目をつけるべきポイントと攻略法!」