副業サラリーマンの登竜門である不用品販売。ついに出品商品がヤフオクで落札された!!

まずは、こんぐらっちゅれーしょん!!

落札された値段はさて置き、とにかく初めて自分が出品したものが売れたならば嬉しさはひとしおだ。

これまでのような会社に依存していた収入ではなく、自分の力だけでお金を稼ぐという経験の第一歩をついにあなたは踏み出したわけである。

しかしだ。売れたはよいが、このあと一体どうすれば良いのだろう。

せっかく落札された商品なのに、次の手配をアタフタしていると、折角商品を落札してテンションが上がっているお客様をお待たせてして、熱を冷ましてしまう。

熱の冷めたお客様をさらに待たせて発送手続きに手間取っていると、今度はお客様の不信感を買ってしまう。

そうなれば商品キャンセルばかりか、悪い評価までつけられてしまうという最悪の結果を招きかねない。

そんなことにならないように落札後のスムーズな手配ができるよう、落札後の流れを話していこう。

 

1.ヤフオクで商品が落札された後の手続きの流れ

1−1.お客様に感謝の連絡を入れる

現在のヤフオクは、簡単取引と言って落札後の手続きが非常に簡略化されている。

昔は、商品が落札されると出品者が落札者に商品代金と送料の合計金額、さらに入金してもらう銀行口座情報などを取引ナビというヤフオク上の連絡掲示板のようなところに書き込んで連絡する必要があった。

しかし、現状のヤクオクの仕様は上記の簡単取引という方法が一般的となっている。

事前に入金用口座や送料金額などをデフォルトで入力しておけば、特に出品者から連絡を入れる必要は無い。

自動的に落札者に必要情報が届き、落札者もその情報に沿って入金手続きなどが済ませられるようになった。

昔からヤフオクを利用している者にとっては、本当に簡単便利になったものだ。

ただ確かに便利にはなったが、一方でヤフオクの魅力の一つである人対人のコミュニケーションが希薄になってしまったようにも思う。

落札者にしてみれば、まるで自動販売機で物を買ったように感じてしまうだろう。アマゾンで購入した時の感覚がまさにそんな感じだ。

しかしだ。もしここで出品者のあなたが、落札者に対して、あえて感謝の気持ちを伝える連絡を入れたらどうなるか。

機械的な取引より、はるかにお客様の信頼を得ることができて、人としてのつながりを感じてもらえる取引ができるのではないだろうか。

これは後々、大きな効果となって現れる。

前回の記事でも書いたが、落札者にとってネット上の取引は販売者の顔もわからず、商品を手に取ることもできない状況で購入することになる。

たとえネットショッピングに慣れた人間でも、やはりネット上でものを買うのは何かしらの不安があるものなのだ。

そんな不安な状況の中で、もし出品者のあなたから商品を買ってくれたことに対する心のこもった感謝の連絡が来たら、購入者にとってはとても安心することができて、出品者への信頼も増すことになるだろう。

そうなれば、仮に配送状況に多少遅れが出たり、届いた商品に瑕疵が見つかったとしても、いきなり返品や悪い評価をつけられる確率は非常に下がるだろう。

それが、「機械的な販売作業」と「人対人のお取引き」の差となるのである。

もちろん、それを狙ってやることでは無いのだが、やはり円滑な商売を続けていく上でも、お客様への感謝の連絡は入れるようにしよう。

 

1−2.入金確認をする

上述の通り、現在のヤフオクは簡単取引ですべての行程が完了する。

そして、落札者の支払い方法も、昔のような口座への直接振り込みなどは撤廃されて、すべてヤフー簡単決済に一本化された。

そのため、入金確認は落札者が支払いを手続きを完了したといヤフーから来るメールで確認することができる。

ここで3日以上入金がなかったり、指定した日時を過ぎても入金がない場合は催促の連絡を取引ナビより行う必要がある。

なかなか入金が無いと、あなたとしても「ええ加減に入金せーや(怒)」と焦りも募るだろうが、ここは我慢。

単純に忘れていただけ、といったお客様もいらっしゃるので丁寧に対応していくことを心がけることが大事だ。

落札からあまりにも慌てて、「はよ入金してよ〜」みたいな連絡を入れてしまうと、お客様としても「ちょっと忘れてただけじゃん、何この出品者、ちょームカつくんだけど。。」みたいな感じになってしまう。

だから、最低でも3日程度は入金を待って、それでも入ってこなければ再度、「ありがとうございました。商品の発送準備はできておりますので、お手続きいただき次第、すぐに発送しますね。」みたいなジェントルマンな連絡を入れてみよう。

 

それで、だいたい入金をしていただけるだろう。

 

1−3.発送完了の連絡を入れる

さて、お客様の入金が確認できたら落札されたものを発送しよう。

商売が軌道に乗って来ると、1日でたくさんの商品が落札されるようになる。

すると商品を誤発送してしまうリスクも出てくるので、注意して発送手配をすることが大事だ。

前回の記事でも書いた通り、発送時の梱包はとても大切。

商品を段ボールに入れて、緩衝材を入れて丁寧に梱包して発送しよう。

あなたにとっては不用品でも、お客様にとってはお金を払って購入した大切な商品なのだから。

 

1−4.発送手続きを終えたら、簡単取引を経由して追跡番号を連絡する。

そして、最後にお客様に取引ナビを通じてメールを送ろう。

「先ほど商品を発送しましたので、無事お手元に届きましたら教えれください。改めまして、この度はありがとうございました。」的な感じだ。

この最後の1通が、今後の評価や、トラブル回避に大きく効果を発揮する。詳しくは、先述の記事を参照されたい。

 

最初は、梱包も含めた一連の流れで結構な時間がかってしまうかもしれ無いが、慣れてくれば瞬殺作業になる。ドンドン出品して経験を積んでいくようにしよう。

 

2.さいごに

これでヤフオクの不用品販売に関する一通りのポイントを説明した。

過去記事も含めて、数回精読していただき、是非実践に移っていただきたい。

前述したが、この不用品販売だけでも、副業のサラリーマンが初月で30万円の収入を得ることも可能だ。

さて、これでしっかり経験と初期投資の原資を確保したら、次は「利幅のある商品を仕入れて、販売を繰り返す国内転売」に進んでいくことにしよう。