一口にサラリーマンの副業といっても、お金を得る方法はいろいろである。

それぞれに長所や短所があるが、副業を始める前に大事なのはそれぞれの特性を理解すること。

そしてサラリーマンである自分にあった副業に取り組むのが良いのではないだろうか。

 

まずは、一般的に副業で選ばれる傾向の強い誰でも取り組める副業の例をあげる。これから副業に取り組もうというサラリーマンには是非参考にしてみてほしい。

 

1.サラリーマンの副業 その1 【アルバイト】

確実にお金を得る方法としてまず鉄板なのは、やはりアルバイトであろう。我々が慣れ親しんだ最も手堅くお金を稼ぐ方法である。

 

始めやすさは抜群だ。求人雑誌を見て、気に入ったものに電話をかける。面接を受けて、受かれば土日の空いた時間や、仕事帰りなどに即仕事が始められる。

飲食店の店員や、深夜ビルの清掃バイト、引越屋の助手なんかも時給が良いので若くて体力のあるうちは良いかもしれない。

 

ちなみに私が以前副業としてやったものの中で、オススメなのは試験監督である。

 

近隣の高校などの会場で学習塾が主催する全国模試が開かれる。その会場で試験用紙を配ったり、試験時間中にカンニングしないか見ていたり、用事のある生徒の要望を聞いたりなど細々とした雑用をする仕事である。

拘束時間は長いが日給1万円以上稼げたし、試験中は特段することもないので本などを読みながら過ごしていた。(ダメなところもあるらしいが。)

 

とても楽で、快適な仕事だったと思う。時期的に実施回数の多少はあるにせよ、案件は一年中、それなりに見つかった記憶がある。

ただ、どんなアルバイトでもリスクは少ない半面、やった時間分だけなのでレバレッジは全く効いていない点はやむをえまい。

 

そして、これが最も会社にバレる可能性が高い副業の方法であろう。

その理由は別記事「サラリーマンの副業が会社にバレる4つの理由。」を参照して欲しい。

 

 

2.サラリーマンの副業 その2 【クラウドワーキング】

空いた時間に在宅で出来るサラリーマンの副業といえば、クラウドワークスなどもオススメだ。クラウドワーキングのプラットフォームといえば、有名なのがランサーズクラウドワークスといった大手サイト。

 

このようなプラットフォームなどに登録して自分のプロフィールや能力を登録しておけば、外注先を求めてやってくるクライアントからの依頼が得られるだろう。

または、逆にクライアントが一般向けに募集している案件に応募して受注を獲得するというのが一般的である。

 

まあ、競合が非常に多い分野に関しては、積極的に案件を取りに行かなければ、なかなか声がかかるのを待つというのは難しいと思われるが。

 

なおプログラミングなどの専門知識の要るものもあるが、ブログの記事作成やネットショップなどへの商品登録作業など特段PCスキルの必要ない案件もかなりの数散見される。

また、語学に堪能な人なら翻訳の案件などもあるし、テープの音声から文章掻き起しをするような案件も結構あったりする。

 

本当に様々な案件が募集されているので、試しに上記サイトを覗いてみて、自分でもできそうな案件があればアプライしてみるのも良いだろう。

 

ちなみに、私はこれらのサイトで自分の手がける副業の作業を手伝ってくれる人を募集する側として活用してたりする。

 

 

3.サラリーマンの副業 その3 【株式投資】

サラリーマンの副業といえば株式投資」、そんな風に思っている人は非常に多いようだ。筆者の周りでも株式投資をしている人間は非常に多い。

資産運用だけではなく、老後の資産形成の為にと積極的に投資を行っている人もたくさんいるだろう。

 

現在では、インターネットを介した株取引が盛んに行われているので、忙しいサラリーマンにとってはスマートフォンなどの端末から、手軽に投資をすることが出来るようになっているのもポイントだろう。

なお株式投資にもいろいろな方法、スタイルがあるが、値動きの激しい銘柄は取引時間中ずっと株価をウォッチすることができるデイトレーダー向けの銘柄といえる。

 

副業のサラリーマンが行う株式投資としては、こうした値動きの激しい銘柄ではなく、大手優良企業のような流動性が低くて固い銘柄を選ぶようにするのが良いだろう。長期的な投資スタイルであれば、株価の変動に一喜一憂することもない。

夜間取引などを利用して、株式投資を行っていくことがサラリーマンの副業にはお勧めだと言えるだろう。

 

ただ、私を含めた小資金から始める人間にとっては、より短期的で投機的な運用をしていかないとなかなかレバレッジも出しにくいようにも感じる。

老後にフリーキャッシュフローで生活できる基盤を築きたいという人には良いだろう。参考までに私がよく見ているサイトはマネーセンスカレッジである。

 

 

4.サラリーマンの副業 その4 【FX投資】

そもそもFXとは何であるか。名前は知っているものの、案外意味がよくわかっていない人は多い。

 

ウィキさんによると、

「正式には「外国為替証拠金取引」といいます。「 外為(がいため)」の略称でも呼ばれています。 ドルやユーロなどの外国通貨(為替)を交換・売買し、その差益を目的とした金融商品です。」

とのこと。

 

いわゆる為替差益の変化を読みながら、「お金」を売買することで利益を出す仕組みのことである。つまり「通貨」に対する投資である。

 

一般的には、なんとなく投機的なイメージを持たれるFXだが、その運用スタイルは短期型、中期型、長期型など様々あるため、やり方によっては、長期的運用の株式投資と同じような取り組み方も可能となる。

基本的に世界情勢に対する俯瞰的な視野と一定の資本がある人間にとっては案外手堅い副業にもなるだろう。

 

ただ、株式投資と同様に、私を含めた小資金から始めるサラリーマンの副業としては、短期的で投機的な運用をしていかないとなかなかレバレッジも出しにくいようにも感じる。

 

一気にある程度の収入を得たいと思うのであれば、結構なリスクを覚悟するなど、そのあたりは肝に銘じた方がいいかもしれない。

 

 

5.サラリーマンの副業 その5 【不動産投資】

サラリーマンの副業として昔から大人気なのがやはりこの不動産投資であろう。なんといってもサラリーマンという属性(社会的信用)を最大限に活用出来る副業だからである。

 

不労所得が得られるということはもちろん、将来が不安視される年金代わりになることに魅力を感じるサラリーマンが多いようだ。

自分で値動きや動向をチェックしたりする必要もある株やFXなどの投資商品と比較しても、不動産投資は、管理や運営などを管理会社に委託すれば、ほぼ手間が省けることも人気の理由の一つである。

 

上記の通りサラリーマンは本業での安定収入が見込まれることから、不動産投資の融資が通りやすいとされている。これもまた、サラリーマンの不動産投資が増えている理由と言えるだろう。

さらに裏話としては、自身がある程度不動産投資の実績とノウハウを築いた後は、その情報を活用したセミナーを開催したり、不動産仲介などを行ったりして、賃貸料収入以外の副収入を得ている不動産投資家は非常に多いことも付け加えておこう。

 

私自身も将来は不動産投資を収入の柱に加えたいと思っている。

 

 

6.サラリーマンの副業 その6 【ネットビジネス】

私個人としては、現在この方法により副業でお金を稼いでいる。いろいろ試してきたが、様々な副業の中でも、このネットビジネスが一番手持ち資金がなくても稼ぎやすいと思う。

 

時間や空間の制限がなく、またレバレッジが効いているので、多額の金額を楽に稼げる可能性を秘めている

 

その手法も、物販やアフィリエイト、今話題のユーチューブなどを使ったマネタイズなど、一言でネットビジネスと言っても様々な方法が存在している。

 

そんな中から自分にあった方法を選んでいけるのもメリットだろう。

 

ちなみに私は物販を中心としたネットビジネスで収入を得ている。初心者でも比較的参入がしやすく、また結果も出やすいのが物販の特徴である。

 

今はヤフオクやメルカリなどといったマーケットで一般人が簡単に物の売り買いもできる仕組みが整っているので、ネットビジネスでサラリーマンが副業を始めるならまずは物販がオススメだろう。

詳細はネット物販ビジネスの稼ぎ方を一から説明している「【完全初心者向け】3ヶ月で稼げるネットを使った副業の始め方。」を参照して欲しい。

 

 

そして自分で実績が出せた後は、そのノウハウを他者にコンサルティングしたり、ノウハウをまとめた教材を販売したりと、さらに道は広がっていく点も大きなメリットといえる。

 

 

さいごに:サラリーマンの副業で大事なことは。

以上、簡単ではあるが、サラリーマンが副業を始めるにあたり考えるであろう選択肢を挙げて、それぞれを簡単に独断と偏見で解説してみた。

繰り返しになるが、上記副業については長所や短所があるので、それぞれの特性を理解して自分にあった副業に取り組むのが良いだろう。自分の属性やこれまでの経験、知識や技術などを活かした方法を副業として選ぶのがいい。

 

さらに、様々な副業をうまく組み合わせて収入の柱を複数持つのもいいだろう。とにかく、普通のサラリーマンでも会社の給料以外に様々なお金を稼ぐ方法があることをまずは知ることが大切なのである。