サラリーマンが副業を始めるに当たって考えなければならないことは結構多い。それは、時間的なこと、空間的なこと、そして自分のポジションや家族構成など社会的なことである。
上記の問題をしっかり把握することで、それぞれの置かれた環境が浮き彫りになり、自身が取り組むべき副業、避けるべき副業などが見えてくる。
この自分の置かれた環境を考えるというプロセスをおろそかにしたことで、後々面倒な問題が発生するということが往々にしてある。
今回のテーマは、サラリーマンが副業を始めるにあたり考えることを挙げてみたい。
1.サラリーマンの副業における時間的な問題
日々、忙しい生活に身を置いているサラリーマンにとって、副業をできる時間は限られている。一般的なサラリーマンは朝から晩まで仕事をこなし、土日も家族サービスという重責がのし掛かってくる。
そんな多忙を極めるサラリーマンが副業を始める前にまずするべきことは、自分は副業のために、どれだけの時間を確保できるのかということを客観的に把握することである。
いつ、どれだけの時間が確保できるのか。その答えによって、自身が選択すべき副業の内容は大きく異なってくる。
まずは自分が副業に取り組める時間は1週間のうちにどれくらいあるのかを一度ノートにでも書き出してみることをオススメする。
2.サラリーマンの副業における空間的な問題
実際に副業を行うに当たって、自分はどこで取り組むのかを考えることも、とても重要である。
そもそも、自分が副業に取り組むに当たって、どんな場所でも柔軟に対応できるのか、それとも在宅でしか無理なのかなどを一度しっかり考えてみよう。
上記の時間的問題とも重なるが、一般的に多忙を極めるサラリーマンの副業であれば、できれば会社と自宅との往復の中間地点でできる仕事か、やはり在宅でできる仕事でないと難しいかもしれない。
例え様々な環境に簡単にアクセスできる都心部に住んでいても、普段の生活のルーティーンと逸れた新しい環境にわざわざ出向くのは結構ストレスである。
そして、少しでもストレスを感じる状況を、人間なかなか中長期的に続けていくのは難しいものだ。
3.サラリーマンの副業における社会的な問題
社会的な問題とは、例えば会社の副業規定など外的要因もあれば、自分の家族構成などの内的要因なんていうのもある。
そもそも、自分の会社は副業はバッチりOKなのか。OKと言いつつ裏では査定に響くのか。そもそも絶対ダメなのかなどもしっかり確認するべきだ。
また家族構成についても、未婚なのか既婚なのか、子供はいるのかなど、自分を取り巻く社会的環境によっても選ぶべき副業の要素は大きく変わってくる。
そのような要素も加味しつつ、これから始める副業も決めていかないと、後々面倒な問題が噴出してくることになるだろう。
ちなみに、私自身の経験から言えば、この社会的問題(特に家族環境)というのが、副業を始めるにあたって、そして続けていくにあたって一番足を引っ張る要因となったように思う。
やはり家族の時間をおろそかにすると奥さんや子供の風当たりは厳しくなる。。。
4.サラリーマンが副業する上で一番オススメなパターンは。
上記の通り、副業を始めるには、そして続けていくには様々な問題がある。人によって状況も様々だと思うので、これが一番オススメというのはなかなか言いにくい。
ただ、妻と子供がいる普通のアロフォーサラリーマンである自分が副業をしていくに当たって到達した結論は
「平日は、夜の隙間時間、土日は奥さんと子供が出かけているタイミングなどにサクッと自宅で出来て、副業禁止である本業の会社にバレない方法、仕組みを作れる副業。」
ということになる。加えて、
「心配性の奥さんに反対されるような金銭的リスクも少なく、自分のわずかなお小遣いで始められて、かつ結果も速攻で出やすい副業」
であれば言うこと無しということだ。
そんな条件を全て満たす副業を考えた時、私個人の結論としては「ネットビジネス」一択ということになったわけである。
それではネットビジネスが、なぜサラリーマンの副業にオススメなのかという理由を次回述べてみることにする。